この世界では、
”言葉”が魔力を持っていた。

魔術について

【この世界における魔術について】
魔術とは、呪文を用い神などの力を借り奇跡を起こすものです。魔術師は「言葉を識る者」として扱われ、神と言霊への強い信仰を持っています。
魔術師になる為の素質、必要な才能があるとするならば単に知識を凌駕する言語センスであり、魔術師が魔力を持っていたり、魔術師の存在のみで超能力・奇跡を起こす事が出来る訳ではないと言うことです。

【魔術と異能】
魔術は、よくある〝能力〟とは全く違います。イモータルの扱う異能が〝能力〟と同義です。
魔術は能力のように、固定された効果を持ちません。
〝言葉が魔術を形作る唯一の要素である〟、その為、魔術は呪文に込められた意味の通りに奇跡を起こします。
「〇〇(キャラの深く信仰する神や自然)にまつわる魔術を得意とする」
といった簡単で大まかな説明で魔術欄は構わないのです。
詳しい効果を書いて魔術の幅を狭めるのではなく、呪文の通りに魔術は奇跡を起こすのですから設定の魔術欄は大まかに記載し、ロールの中で呪文を用い、信仰の範囲内で様々な効果の魔術を見せてください。
最後に、魔術欄の悪い例、よい例をご紹介します。

【悪い例】
【魔術】『呪爆炎嗟』
自分の周囲5mの範囲で、精神と肉体を焼き尽くす呪われた炎を発生させる。発動条件は呪文を詠唱すること、体に傷を負っていること。出力には三段階の強さが存在する。この炎に焼かれた対象はごく普通の炎に焼かれているのと同程度の火傷を負い、更に強力な精神的苦痛に囚われる事となる。その内容は様々で、過去のトラウマが存在すればそれを抉り出す様な記憶が脳裏を埋め尽くす、大切な人が居れば、その大切な人に捨てられる幻覚が見える、など相手によって変わるようだ。
(運営が過去に他部屋使っていたキャラです)

【添削箇所(運営(マリア)による運営(シロー)ボコボコダメ出しターン)】
・名前をつけないでください ・詳しい範囲を書く必要はありません ・精神と肉体……? ・発動条件が呪文詠唱なのは皆そうなので書かなくていいです ・体に傷……?魔術は言葉の力のみによって発動します ・段階を決める必要はありません ・結局どういう神様を信仰しているのかよくわかりません ・異能でおk


【魔術】師から受け継いだ『クピドの矢』と名付けた矢(魔具)に魔法をかけることによりこの魔法を使いこなしている。他の魔術師を捜すためのレーダーになったり、射抜いた標的を洗脳・屈服・戦意を喪失させたりすることが可能。場合によっては戦闘を裂けながら標的を無力化させる事もできたが、とある事件で弓を紛失してしまった事で、この魔具は伴侶を失ったかのように不安定な状態になっており、今の状態で可能な事は、矢じりを槍のように持ち相手を傷つける事や、持ち主をトランス状態にすることのみ。傷は遅効性の毒となり、茨の蔓に似た痣がタトゥーのように広がる。毒は30分ほどで一番最初に脳へ回り目の前の相手への強い執着を産み出すが、執着の種類はそのときの精神状態や本人の性質により、愛情・憎しみなどさまざま。
(運営が過去に他部屋で使っていたキャラです)

【添削箇所(運営(シロー)による運営(マリア)ボコボコダメ出しターン)】
・魔具とかいう概念を持ち出さないでください ・魔法ではなく魔術です ・魔術師自体に魔力はありません。どうやって探すんだ ・魔術は言葉の力のみによって発動します ・持ち主をトランス状態……?何を言っているんだ ・毒の魔術なの?精神操作なの?なんなの? ・もはや異能ですら許可できません


――彼女はそう、愛の狩人――


クピドの弓矢と名付けられたその魔具には、とある魔術がかけられていた。
それは、戦意を喪失する魔術。戦いを終わらせるためのマジックスペル。
もう誰も、争わなくていいように。世界に愛が溢れるように。


だけど、弓と矢が離れ離れになったのは、そう、あなたが居なくなった日だった。
それは元々、ふたつでひとつだった。
親子のように。双子のように。恋人のように。師弟のように。伴侶のように。


「……行かないでっ……お願い、おいて行かないで。
 せめて、せめてその矢は私に頂戴。
 あなたの存在証明の全てを、奪わないで。」


弓のない矢とひとりぼっちの魔術師は、戦って、闘って、たたかった。
まるで、互いに傷を舐め合うように…………


クピドの矢は伴侶を失ったかのように不安定で――徒に人を傷つけるのだった。
執着、狂愛、嫉妬、独占欲、etc...etc...
クピドは人に”愛”を与える。
哀しくて、苦しい、愛を。


「クピド、あなたも淋しいね。必ず相棒を見つけてあげるから……」

はいそこまで!!!!!!!!!!!!ストップ!!!!!!!!!!!!!!!わかったわかった!わかったから!そういうのはロルでみせてください!!!


【よい例】
一期キャラ(テンプレが二期とは異なります)
ゼペタル
【特技】天候を操る魔術
【備考】盲目。杖にびっしりと古代ヨズア語の呪文が彫られており、横にして端から端まで撫でたりする事で魔術を発動する。逆から読むと別の意味になっており、右からと左からで魔術も異なったり、反対側は別の呪文になっているのでくるくる回して使ったりする。他にも、地面にトントンと打ち付けた衝撃のまま途中までなぞれば簡単な魔術になったり、どこをどう辿れば何の魔術が発動するかは完全に本人しか把握できない。


レフィーネ
【生い立ち】歌っている時だけは淀みなく言葉を紡げたので伝えたい事を歌に載せる事を覚えるようになり、魔術の基礎となる言葉の才を見抜かれた大人のすすめで騎士修道会へ入る。(一部抜粋)
【地雷】吃音をからかわれる事。(一部抜粋)
【特技】 草や木を操る魔術。(一部抜粋)


アッシュ
【生い立ち】大地信仰を基とした、地割れや極地地震を発生させる魔術などを得意とし(一部抜粋)


このように、魔術自体はシンプルなものですが、
暗触文字の掘ってあるものや、吃音などの設定でなんとか個性を演出していました。
魔術はオリジナリティを出す為のものではないと認識してください。


二期キャラ
火津彌
【信仰】狐と狐火を祀る稲荷の信仰。
【魔術】管狐、九尾狐等の使役および炎による魔術。


アスラン
【信仰】彗星神の信仰。
【魔術】隕石を降らせて戦う。隕石の大きさは数センチ〜2,3メートル程。


竜灯
【生い立ち】守山にある霊峰の麓の村で生まれた。村では霊峰の守り神と伝えられる龍が信じられていたが、ある日霊峰が噴火した際に竜灯は龍ではなく竜を幻視し、両親に咎められつつも、竜灯は村の信仰に背き、竜を信じ続けた。(一部抜粋)
【信仰】火山・炎竜信仰。
【魔術】炎竜や火蜥蜴を使役する魔術。