この世界では、
”言葉”が魔力を持っていた。

姫蒜

欟廼@姫蒜 > 姫蒜 時刻は太陽がもうすぐ頂点へと至ろうとする少しばかり前。 彼女は榮郷にて大きなリュックサックをゆっさゆっさと揺らしては自由気ままにといった様子で街を散策している。 「今日のお仕事も終わりましたし自由時間は何をしましょうかお母様♪」 と彼女は右の虚空へと独り言を漏らす、今日はいつもお世話になっていた"お友達"候補のお使いで榮郷へと足を運んておりそのお使いも無事に終わり貰ったお駄賃でなにか楽しもうかと母へと相談をしていた。 体の大きさに見合わない大きさのリュックサックを背負う彼女は多少なりとも目立ってはいるものの彼女は特に周囲の目を気にすることなくずんずんと街中を確かな足取りで進んでいく。   (8/31 10:59:02)


クロ:椿 > あ" ~ …ッあ"つ"い"、( 汗をたらりと垂らしては、ふらりふらりと軍服姿で街を歩く。歩きつつ腕まくりをしては右腕で額を流れる汗を拭い、早く気に入っている甘味屋へと向かわねば_そんな事を思ってはのんびりまったり、されど早足でタッタッタッと歩いて行くその途中。日差しがジリジリと椿を照りつけているその途中、何か大きな物に腰が当たってしまい、ふらりとよろけては其方の方向を見る。大きな物は_【 リュックサック 】だろうか。そんな大きなリュックサックを背負う、小柄な可愛らしい子が居るのを見付けてはすぐに近寄り「 悪ぃ、怪我してないか? 」と声を掛ける。若干見下ろす形にはなったがら彼らしい言い方というかなんというか。人々の足音や声が響き渡り、風の音や日照りが人々を包み込むお昼頃、運命だろうか、悪戯だろうか、何にせよ2人が出会った今日である。)   (8/31 11:17:31)


欟廼@姫蒜 > 姫蒜 足取り確かに街中を進む中彼女を軽い衝撃が襲う、リュックサックになにか当たったのか重心がずれてはよっとととなんて声を漏らしながらもなんとか踏みとどまりすぐに当たってしまったであろう方へと向き直ればそこには汗を滲ませながらこちらを上から見ている男性が怪我をしてないか?と声を掛けてくる。 「お母様大丈夫ですわ。お母様ったら過保護なんだから?」 と視線を一度貴方から外して自身の右へとずらしてはそう宥める様に言って笑った後、貴方へと視線を戻し 「申し訳ございません!わたくしは大丈夫ですわ。お兄様こそお怪我ありませんか?なにかお詫びしなくては、、」 と見上げる形で貴方の目を見てはおどおどとした様子で、いつもいつもリュックサックには気をつけて歩行しているもののやはり街の人が行き交う道ではなかなかうまくは行かなく気をつけていたのに起こってしまった事故に申し訳なく思っているよう。   (8/31 11:39:00)


クロ:椿 > ( 直感、此奴は相当暑さにやられて頭が変になってる_なんて、あまりにも酷い事を内心思いつつも貴女をじっと見下ろしては手をひらりと振っては表情をころりころりと変えつつ「 おい、お詫びなんて、あんたみたいな子供が言うモンじゃねぇよ。つかお兄様っておま…俺ァ御前みたいなヒラヒラ蝶々のガキンチョを妹にした覚えはねェんだけどな…いや、まぁぶつかったのは俺の方だし、こんな暑い中突っ立っててもアレだろうしな。詫びなら俺の方がする、暇なら着いてこい 」なんて言ってのける。申し訳なく思っている貴女の姿を見れば、右手で頭を掻いてバツの悪そうな顔をしつつも手招きして自身が向かっている甘味屋へと連れて行こうとするのだが、ハッとしてすぐに貴女の近くに戻ってきては目線が合うようにしゃがみこみ、片手を貴女に向けては出して、「 御前のその荷物、重いだろ。取らねェから貸してみな 」と真面目な顔でキチンと貴女のその幼くて可愛げのある顔を、目を見ては言った。 )   (8/31 11:55:00)


欟廼@姫蒜 > 姫蒜 お詫びと口にしたもののまさか子供扱いされては詫びは代わりにするなんて言われてぽかぁーんとしてしまう。 「あっ、えとお兄様?」 そのため話はろくに入っていなかった為ほぼ勝手に話が進んではついてこいと言われたのでどうしようかと悩んでいればなにやらまた此方へ戻ってきてはしゃがみこんで手を差し出してくる、その行動の意図が読めずにいると荷物を運んでくれる様子。 ここで反発してもお詫びができなくなってしまうと思い特に取られるなんて事は考えてなかったので 取れねぇからと言われればそんな眼差しで見つめてくる貴方が人様の荷物を取るとも思えず取られたとて"お友達"がどうにかしてくれるだろうと思いつつも優しい貴方にふふっと笑いが溢れつつ 「お願いしますわ!」 とパンパンに膨れ上がっているリュックサックを貴方へと預ける。 そして軽くなった体でピョンピョンと飛び回っては伸びをし 貴方の後ろをついていくだろう。 「あっ、そういえば挨拶がまだでした! わたくしは姫蒜と申しますわ、お兄様のお名前を聞いても?」 とニコニコの笑みで前を歩く貴方に言葉を掛ける。   (8/31 12:21:20)