この世界では、
”言葉”が魔力を持っていた。

ゼダス&竜灯&真朱

金魚掬い

ガエリオ/ゼダス > (僕の初めての夏祭りは…知らない感情と温もりと、思い出を完成させるには十分過ぎる豊富な材料達に包まれ。最高の形で仕上りを迎えた。…少し、甘味を入れ過ぎたような気がするけど。____…しかし、作成に夢中になって…ひとつ大事な事を抜かしていた。よく知る顔があの大規模な祭の一角で小銭稼ぎをしていると。その現場の確認を怠っていたとは。…同じ場所を高頻度で二度歩く事もないはず。…そのため、同行者は一足先に王都へと帰還させ…僕一人でもう一度、鳥居を潜り出向く事にした次第だ。彼女がいるなら仕事の心配も薄れる。…時刻は17時頃…辺りは暗くなり始める。篝火や提灯には火が灯され…周りを照らし始めた。一度浴衣は着た…今日は一人だし普段着で結構だ。…人混みは相変わらず…、連日開催されてる…?にしても、随分人が途切れないものだ。…)   (8/11 14:16:54)
ガエリオ/ゼダス > 『_____。……。』(屋台の数も本当…数知れず。…探すだけでも一苦労。…これは骨が折れると銀髪を歩きながら、かき上げた。…しかし、紅い瞳に偶然にも映る異様なメニューの数々。…屋台1つに対して1品程度だろう?……欲深いのか、お人好しなのか、馬鹿なのか。…しかし、何となく…その屋台の店主の予想はついてしまう。…いや、何となくだが。…惹かれるように、足を向けた。)『……やっぱり。…随分と、派手な店構えですね。…竜灯さん。』(そっと覗けば…内に居るであろう貴方。ド派手にも程があろう。どれだけ頑張っても身体は1つなのに。…近くの台にでも髪に触れてた手を置けば、内部を見渡した。…ふむ、確かに何でもある様子。____とりあえず、『かき氷、貰えます?』と。何も買わぬ訳にもいかないだろうし。縁絡みでね。)   (8/11 14:17:05)


シロー/竜灯 > 「ふぁあ~⋯。」((屋台の中で木箱に座り。竜灯は思わずついて出た欠伸に気付いて慌てて口に手を当てた。⋯⋯おかしいの、欠伸が出るなんて。こんなに楽しみにしていた宵宮やぞ、いかんいかんと頬を叩いて気つけ。今一度客引きに精を入れようと立ち上がり、台に手を置いて身を乗り出すとそこには。)「⋯⋯おぉ!ゼダスさん!なんぜ、珍しいの。おんしが尊華に遊びに来るとは、寂しなったか?」(思いがけぬ来客に目を丸くしたものの、片手を上げて軽く挨拶を返すだけに留め。まるでつい昨日会ったばかりの様な反応を返すと、ニヤニヤと口元を緩め。濃緑の法被にねじり鉢巻というお祭り気分な竜灯に対し、ゼダスは浴衣でもなく普段着で。なんぜ、と心の内で思ったものの声には出さず、注文に応じて屋台の奥へと身を翻した。)「⋯⋯おんしまさか一人で来た訳じゃ無いだろう?師匠さんか?それとも、女でも出来たかぁ?」((氷を削る音が響く中、背伸びして物陰から顔を出すとゼダスを覗き見て。にい、といやらしく口角を上げた。───まあ一人で居るのを見るに期待薄かの。と思っているのは秘密だ。   (8/11 14:30:05)


マリア/真朱 > (法被の実行委員達が順番に提灯に火を付け始める。わあ、と歓声が上がりあたりはとっぷりと、白い提灯が朱色の光に染まってゆく。――夜が祭りを呼ぶのではなく、祭りが夜を呼ぶ。宵宮の熱気は渦を巻き、人と夜とを巻き込んだ。真朱は釦のついたような厭に丸い目に銀の光を散らしながら、より明るいほうへと駆けていった。『献燈』『献燈』『献燈』の文字がずらり並んだ提灯に沿って駆け、残像となる文字が真朱をまとわりつく。)「……ふふ。”何回”見ても、高ぶるね。」(おなかはすかないけれど、このくらいの時間になれば出店で何か食べたい気分。そういえば以前から気になっていた屋台があった。あそこに行ってみるとしよう。)「……ふ~ん、わたあめ、やきそば、かき氷、りんご飴、たこやき、金魚すくいに射的に………まだあるの?ひえ~。」   (8/11 14:56:49)
マリア/真朱 > (少し遠巻きにその酔狂な屋台を眺めていると、銀髪の男の人がそこへやって来て店主と話すのを目にした。丸い目をしながら に、と口角をあげて彼に近寄って。)「……ねえねえ、かき氷食べるの?私も食べたいけど、いろんな味があるって書いてあるから悩んじゃって。一緒に半分こしない?」(ひょっこりと銀髪の男性の下から顔を出し、初めて会ったのにも関わらず妙に近い距離感でそう声をかけた。)   (8/11 14:56:55)


ガエリオ/ゼダス > 『何寝ぼけた事言ってるんですか。僕の部屋が酒瓶まみれにならなくて寧ろ助かってますよ…。』(“寂しなったか?” 救いようのない奴。…工房であれだけ酒を飲む人を誰が寂しがるか。寂しがったならば僕が中毒者のようではないか。この人、人の形をした酒みたいなものだし。…いけない、何考えているんだろう。…いつもの笑顔を拝み、何やらご機嫌な格好も拝み…。貴方が奥へと行ったならば勝手に近くの木箱でも引っ張って来ようか。…今更借りますだの、何だの言葉はいらないでしょう。そっと、腰を下ろせば。)『………っっっ。…ぃ、いいでしょう…。誰と来たって…。もう回り終えて、今一人ってだけですから…。』(ぴくり。眉間にシワが寄る。…師匠、…そのワードは除外した。考える必要は、ないから。……後者だよ、後者。その口角の上がり方がまたいやらしい。言えば何を貴方から言われるか…。なるべくリアリティある言い回しで乗り越えようではないか。頬が少し赤く染まったのは秘密。)   (8/11 15:19:39)
ガエリオ/ゼダス > 『…?へ?……はい…。_____はぁ…。…し、しませんよ…。見ず知らずの僕と一つの容器でって。……んぅ。____ちょっと、竜灯さん。…二つ作って下さい…、僕付けでいいですから。』(ひょこっと僕の下から現れる明らかに幼い少女。幼さ故か、妙に近い距離感。…最近って、その。…間接なんたらが流行ってるの…? つい困った顔をしてしまう。ぁぁ、子供の相手っていうのは、その…苦手なんだ。どうしていいか分からなくて。奢ってあげる義理はないけれど…奢って免れるならそれで良し。…奥の貴方へ追加の注文をすれば…、少女を立たせ、僕が座っているというのも変な話。…首を少し傾げては)『……えっと、……す、座る…?』   (8/11 15:20:03)


シロー/竜灯 > 「ほ~~~~ん?ま、今は深く聞かんといてやるぜよ。」((氷を削り終え一つ目のかき氷が完成した。後は味だが、ゼダスさんは人の形をした砂糖みたいなものだし、霙でいいだろう。これでもかという程掛けてやれば満足するに違いない。⋯⋯⋯胸焼けが止まらん。だらだらと透明な液体が盛られた氷に掛かり、沈みこんでいくのを眺めながら舌を出したい気分になった。そのままちらり、と覗き込めば、なんだ。見知らぬ女の子がそこにいた。赤い浴衣に身を包んだ少女の年齢はゼダスさんより少し幼いか、そのくらいか。おぉ、と声を上げると瞳を細めて注文を受けた。)   (8/11 15:45:15)
シロー/竜灯 > 「なんぜ?その子がおんしの女がかゼダスさん、可愛らしいのう。ちっと待っとうせ。」((素敵な尊華美人に育ちそうな可愛らしい子を捕まえたらしい。妙にゼダスと距離が近い事から囃し立てる様に呟くと、同じサイズのかき氷を作る。真っ赤な浴衣を着ているし、特製苺かき氷にしてやろう。苺を潰し搾って作った果肉入りの液体をかき氷に掛ければ、真っ赤に染まったここだけの、珍しいかき氷の完成だ。その分多少値が掛かるのは仕方ない。ゼダスさんは金持ちだし良いだろうと、匙が添えられ紙の容器に入ったかき氷を外で待つ2人の所まで出向いて差し出しながら、にぃ、と歯を見せて笑った。)「ほい、可愛い子ちゃん。いい男に目をつけたの。ゼダスさんはこれでもかなりの金持ちでいい男やぜ。」(真朱に対してそうゼダスを紹介すると、今度はゼダスに向き直って「〆て1500価じゃ。」と掌を差し出した。   (8/11 15:45:18)


マリア/真朱 > 「え~。いいじゃない減るもんじゃないし、あっお兄さんもしかしてまだしたことないんだ。…あっ本当?じゃあ私その『苺』ってやつがいいな!」(不満げにそう漏らした後、『二つ作って下さい』の言葉を聞いて、竜灯のほうへ声を上げ、視線をまた眼の前のゼダスに戻す。『座る?』と言われる前から近くにある小箱をよいせ、と運び、言われたと同時にあなたの隣にちゃっかりと着席して。)「うん、ありがとう!……ちなみにね、わたしもよ。」(あなたに近いほうの左手は木箱に突くようして、右手を口元に寄せてひそひそと囁いた。)「あ!」   (8/11 16:08:19)
マリア/真朱 > (ややあって『ほい、可愛いこちゃん!』と声がする。ナイスタイミングといったところか、ゼダスの反応など意にも介さず、ぱっと振り返り竜灯が差し出すかき氷を両手で受け取った。)「おいしそー、可愛い!はいどうぞ。」(みぞれのほうをゼダスに差し出して、氷にさく、と匙を入れながら竜灯の話に耳を傾け。)「ふーん?二人は知り合いなのね」(ぱく、と匙を口に含み、そのままむごむごと喋り続ける。そうか、この男の人はゼダスさんと言うのか。)「わたし真朱、お兄さんは?」(そう竜灯に問いかけてみよう。)   (8/11 16:08:23)


ガエリオ/ゼダス > (助かった、のか。…いいや、何でもいい。…この状況を打破できただけでも儲け物だ。今は深く聞かん…と言うが、貴方から再度質問が来るかといえば薄いはず。…しかし一難去ってはまた一難だ。)『そういう問題じゃなくて…!…なッッ…、なにがまだですか…。』(減る減らないの話ではない。これは。…あくまで常識的に考えて。…なのに茶化されたような展開にまでなっているのが意味不明なんだ。お金を払わされただけ。…まだ来たばかりと言うのに既に疲れてきたぞ。…貴女が座るなら此処は立とう、うん。…そう考えていたのに、僕の問いよりも先に……聞く必要なんて寧ろ無かったか…、答える気なんてありませんの勢いで隣に座るではないか。ペースが乱れる。右眼がぴく、ぴくと震えた。…僕は貴女のパパでもお兄ちゃんでもない。そう、知らない人だ。なぜここまで接近してくるのだ。この子は。…前を向いたままでいたものの)   (8/11 16:50:03)
ガエリオ/ゼダス > 『____そういうのは聞いてないッッ!!』(何が“わたしもよ” だ。…夏の暑さが既に辺りを包んでいるんだから、せめて涼しい環境作りに協力しておくれ。貴女に顔を向ける事なく、眼に疲労を露わにしたように細めれば)『…そんな訳ないでしょ…。はぁぁッ…。_____…ねぇ、勝手に話進めるな。』(こっちもこっちなら、そっちもそっちだ。犯罪だろ。どう考えても。…僕がこの子とそういう関係な訳あるか。酒の飲み過ぎで目まで逝ったか。……しかし、貴方の作るかき氷…悔しながらセンスは良しな気がしてしまう。子供用も、僕用も。代わりに取ってもらい“はいどうぞ”なんて差し出されれば、…眼をそっと向けつつ、受け取ろう。さっさと頂いてしまおうともう片方の手も寄せようとした時、…そういう時ばかりは早いのか掌が。…つい唇を尖らせる。『…ぼったくり。』なんて、呟けば。がさごそ……貴方の要求通りのお代でも雑に掌に乗せようか。)   (8/11 16:50:15)


シロー/竜灯 > 「へへ、毎度あり。」((受け取った紙幣と貨幣を数えもせずに巾着へと放り込むと、ゼダスから赤い浴衣の少女へと視線をゆっくりと流した。一体全体なんなのだろう。単にゼダスに話し掛けてきただけの見知らぬ少女らしい。真っ赤な浴衣が似合う快活で情熱的な娘じゃ。名前を聞かれると、自分も木箱を引き摺ってくると二人の前に座り込んだ。)「俺は竜灯じゃ、ほんでこん人はゼダスさんといっての、訳あって3年来の付き合いちや。宜しくのう、真朱さん。」((美味しそうにかき氷を食べる二人を、膝の上に頬杖をついて眺めると、しばらくして足を組み。ほうじゃ!!と立ち上がって声を上げた。)「今日は待ちに待った宵宮ぞ、折角一人で回るのも味気ないからの、3人で今日は祭りを回ろう!!!の!ゼダスさんは聞かんでもええよな、真朱さんはええか?俺達と一緒で、の?」((「良いだろ?今から楽しみだ!」と言わんばかりに楽しそうな笑顔を浮かべて拳を握ると二人に目配せし。   (8/11 17:19:52)


マリア/真朱 > 「あははっ、仲良しなのね。ゼダスさんと竜灯さんかあ。ん~、美味しいっ。」(ゼダスと竜灯の漫才のようなやりとりを見ながら、けらけらと笑い声を上げてかき氷を口へ。氷は口の中でほどけて苺の優しい甘みが残った。)「ん?」(竜灯の提案に、真朱はぽかんと金魚のように口を空けた。店主が出店を離れてもいいのかな?という考えが頭を過ぎったが、どうやら客足も少ないしさしずめ道楽でやっているのだろう。そういうことならこちらも好都合。だって、真朱は一人なのだもの。)「ほんと?嬉しいっ!でも、んーん。」(かき氷を木箱の上に置いてすっと立ち上がり、ぱたぱたと駆け寄って竜灯の手をとって引く。次にゼダスの手を取って、顔を上げて二人の顔を見比べた。)「……どちらか一人よ、私の体がもたないわ。」(からかうようにくすくす笑って、ねえ、竜灯さん。ねえ、ゼダスさん。と子供のように無邪気に甘える。それが何を意味するのか解っているのかいないのか、いや、おそらくは、解っていないのだろう。この少女はなにかが”欠落”していた。)「さあて、より”いい男”はどちらですか?」   (8/11 17:43:29)


ガエリオ/ゼダス > (あれで店員が成り立つ…のだろうか。まぁいい。…貴方の紹介に預かれば、こくり。やっと甘いものに手をつけられる。細かい味とかはいいんだ、とりあえずは甘味。片手で容器を支え、もう片方の手ですくいあげる。…多量の糖液がかけられた氷を口を小さくあけては一口。…そうそう…この手加減のない甘さ、これこそ求めてたもの。舌に残って離れないような。これが買えるならば…いいんだよ。綿飴よりも何倍もいい。)『……勝手に進めないで下さいよ…。っ……ん…?』(…相変わらず前に突進していくものだ。…黙ってれば3人ルートに突入しかねない。…さく、さくと氷を混ぜながら眼を容器の中へ向けて呟く。…しかし、掬いを持つ手を隣の子に取られては……なにやら、竜灯までも手を取られる。…一体、何なのか。ぽかんとしたまま…少女と竜灯を交互に見た。)   (8/11 19:18:11)
ガエリオ/ゼダス > 『……最近の子って、凄いですね…。その、品定めが。______お二人で行ったらどうです。……言うつもりありませんでしたが、僕は花火も浴衣も堪能しましたから。』(子供の甘えも進んでいる。…まるで姫様そのもの。…ひとつ、息を吐いた。…いい男なら彼にでもしておけばいい。…僕は一度回り尽くしている。…2人という制限で回りたいなら竜灯が子守でもすればいいさ。…実際、僕もそろそろ王都に帰らねばならぬ事実がある。2人の顔を交互に見続けながら、そう伝えよう。)   (8/11 19:18:22)


シロー/竜灯 > (ゼダスと共に手を取られて立ち上がると、竜灯はぽかん、と口を開けて表情を固まらせた。どちらがいい男か、と言われてゼダスと顔を見合せたものの。予想通りというか何というか、甘いもの好きの舌とは思えない程冷たく切り捨てる言葉が紡がれて、思わずひゅう、と口を窄めた。竜灯はというと困ったように髪を掻き上げて、真朱にとられた手を肩を竦める形で軽く上げた。)「中々、おませな娘やの、確かにゼダスさんには荷が重いかも⋯⋯っちゅうか、おんしゃあゼダスさん、後でゆっくり聞かせてもらうからの!」((よくよく聞けば、浴衣を堪能したと口にしたゼダス。その言葉の真意はまた後程絶対聞くと念を押すものの、今はそれよりこっちが先決だ。どっちが良い男かと言われれば俺の方が良い男に決まっとるちや。真朱の手を自分から握り返すと、真朱に視線を向けた。)「俺が宵宮の楽しさをとことん教えてやるちや、この辺りは庭みたいなもんじゃ、来年も再来年も絶対に来たくなるくらい、忘れられん夏にしてやるぜよ!!任せとうせ!」((親指で自分を指指すとにっと歯を見せて笑い。ゼダスに「どうよ」「後できちっと教えとうせ」と様々な感情が入り交じった視線で一瞥した。   (8/11 19:48:34)


マリア/真朱 > (花火も浴衣も堪能したというゼダスの言葉を聞けば、可愛らしくむくれるでもなく腐ったように顔を歪めてそちらをじっと見た。……蝋燭が燃える匂いが風にのり、鼻腔を擽る。提灯の中の蝋燭は、揺れもしないで静かに燃える。)「……そう。」(そんな真朱を掬ったのは、竜灯の手だった。)「…来年も、再来年も?」(その言葉を耳にすれば、どこか泣きそうな顔になる。握り返された手をもう一度だけきゅう、と軽く握り返すけれど、いくらか背の高い彼の手に上げられる形となった腕は袖が重力に負けて、肘のあたりに異形の鱗が見えていた。真朱はするりと手を解き、胸の前で両手を組んで。)「……なんか違う。」(ぱさ、と黒髪が顔にかかった。ああ、なんだろう……不気味なくらいに自分の心が見えなかった。何も。何も感じない。)「……竜灯さんって子供っぽくてイヤ。わたし、もう十六よ。二人して子供扱いして。言わなくても、解ってるのよ!」(捨て台詞さながらに吐き捨てて、白木の下駄で駆け出した。夥しい数の提灯を提げた献燈台が、赤く真朱の足元を照らす。――鱗がひとつ、剥がれて落ちた。少女はもう、宵闇の中。) 〆【金魚掬い】   (8/11 20:11:58)