この世界では、
”言葉”が魔力を持っていた。

夜兎&椿

梅雨/夜兎 > 「うーん…久々に里の方へ降りてみれば…なんやおもろそうな事やってますなあ…。」(ぐぐっと背伸びをしながら夜兎は祭りの灯りのなる方へと歩んでいく。彼は普段仕事で街の方へ降りる以外は大抵村に篭りっきりなので、こうして賑やかな所へ来るのは中々に新鮮である。故に今日の彼はなんだか少し祭りの熱に浮かされている様子。)「おぉ、的当てなんかもあるんですな…こら子供達がめいめい騒ぎたがるわけです…いやはや私はもうそんな歳やないですが、祭りの雰囲気に流されて一発やってみるのもええかもなあ…。」(ふふっと笑いながら冗談まじりの戯れ言を呟く。と…)「…ん?あれは…なんや帝國軍で見た事ある顔ぶれさんやなあ…。同じ帝國軍の巫子はんとしてちょっと挨拶でもしてきますか…。」(夜兎の視線の先には黒髪が提灯に照らされた一人の青年。どうやら夜兎は帝國軍で見掛けた事があるようで、そろそろと彼に近づいていき、背後から「こんばんわあ。」と呑気に挨拶した。)   (8/9 21:15:59)


クロ:椿 > あ" - …( 子供の楽しそうな声は嫌いだ。うざい、うるさい、聞いててムカつく。くそ、くそ、なんでこんなに大勢の人がくるであろう所に俺が居なきゃいけねぇんだ………__ 舌打ちをしては、心の中で悪態を吐いて苦々しい顔をしつつ辺りを見渡す黒髪が1人。 どうにもこうにも、祭りの提灯やら月の光等で明るく照らされているとはいえ夜は夜。苦手なものは苦手なのだ。だからこそ、子供の声とかを聞くとどうしても思い出してしまうのがこのクソッタレな脳ミソの甘ったれな思考なのだ。しかし、これは仕事なのだ。軍服を見に纏い、取り敢えず何も問題が無いように見張るのもまた尊華帝國軍としての仕事なのだ。 仕事ならば、仕方が無いのだ。大きな溜息を1つ月夜に向かって吐いた_その時だった。)   (8/9 21:47:39)
クロ:椿 > う"ぉ"っっ!?!!?( びくっっっと思いっきり身体を震わせて驚きの声を上げてすぐさま振り返る。周りが此方をちらりと見た気がしたが、そんなものはどうでも良い。寧ろ_寧ろ俺が被害者だろ今のは_なんて再び心の中で愚痴を零せば、取り敢えず声を掛けてきた月のような美しき髪色を持つ眼鏡の貴方に向かってジト目で見詰めつつ「 誰、御前。俺に何の用だよ 」と答えて見せる。)   (8/9 21:47:41)


梅雨/夜兎 > 「おぉ、あんさんいい反応しますなあ、はっはっは…。」(濁点まじりで叫ぶ黒髪の彼のその大きな反応に夜兎は満足げに笑う。しかし、じとーっと睨まれてしまい、『おやおや随分とまあ警戒されてまったなあ…。』と呑気な感想を抱く。けれど夜兎はさして気にした様子もなく、淑やかに礼をとってみせ、自己紹介をする。)「あんさんとおんなじ帝國軍所属の巫子はんやってます、夜兎言います。…いやはやそんなに警戒しないでほしいです、こないな賑やかな祭りなんですから一緒に楽しみましょ?ほら…ここで会ったんも何かの縁ですし…な?」(夜兎はそう言うとにこりと微笑んで、ガシッと躊躇なく椿君の腕を掴んだ。(おい)そして微笑んだまま強引に椿君を引っ張る。)「さあさあまずは何見て参りましょー?あんさんは何が見たいんです?私はなんでもいいですけど…あっ、そろそろ花火が上がるんちゃいますかな?あっ、りんご飴もいいですね。まあ食べきれないのがオチですけど、あっはっは…。」   (8/9 21:56:26)


クロ:椿 > はぁ"??( 若干の怒りを込めて貴方に向けた言葉がこれとは、正直あまり宜しくないのでは、とも思われる。だが、どうにもこうにも仕方が無いのだ。貴方のその笑顔を見ると腹が立って腹が立ってしょうがない。ギロりと睨んでは渋々挨拶をした。「 ンだよ…俺は椿。ただの兵士だよ。お、おい、何勝手に言ってんだよ御前は非番でも俺ァ今日は見回り、ちょ、おい!!!!!!! 」しかしこの挨拶も途中で途切れてしまう。腕を引っ張られ強引に連れていかれるのだが、どうにも此奴地味に力が強くて焦りと驚きの顔で何度も「 おい、おいっ!ちょ、おま力つっっよ、おま、夜兎!! 」なんて声を荒らげるのだが届いていないらしい。舌打ちをしては思いっきり腕を振り回して「 おい!!!! 」と大声を上げる。そして貴方に向かってもう片方の腕を上げ__ )   (8/9 22:16:00)
クロ:椿 > りんご飴の前に手洗いうがいをしやがれ!!!!てめぇそれでも巫女か!!!!!!これ貸してやるからさっさと向こうの水道場で洗ってこいや!!!!( 真っ白な手巾の右横すみの所に、真っ赤な可愛らしいチューリップの刺繍がされているものを貴方に向かって差し出しては、ギャンギャンと喚く。まるで巨大な犬。向こうにある小さな水道場を指さしては、掴まれている手を見詰めてがんを飛ばす。[ この手を離していけよ? ]の意味合いであるのだが、それが通用するのかどうかなんて分からない。_多分、通用しない。遠くで誰かがそんな事を言った気がした。)   (8/9 22:16:02)


梅雨/夜兎 > 「そうかそうか、椿君言うんですねぇ。その目の色みたいな綺麗な名前してはるんですなあ〜。」(後ろでギャンギャンと叫ぶ椿君に対し、微笑み顔のまま夜兎は椿君を引き摺っていく。道中「あんさんたらそんなに拒否せんでもええでしょう?いけずな人ですなぁ〜。」と言い返すぐらいだった。()そして、今日は見回りなんだと言う椿君に対しても『そんなん歩き回らな意味が無いんとちゃいます?ほら、こんなにぎょうさん人がおるんですから、一箇所におったってしょうがないでしょう?』と、返す。だが、流石に戯れが過ぎたのか、椿君に腕を振り払われ、もう片方の腕を振り上げられ、少し身構える。このとき夜兎は叩かれると思ったのだ。   (8/9 22:34:46)
梅雨/夜兎 > …だが、予想していた展開にはならかった。それどころか巫子ならちゃんと手を洗えと説教を食らってしまった。そう、この以下にも不良じみた彼からまるで母親が言いそうな事を言われたのだ。)「………ッぐ…んっ、ふふ…あっはっはっは!!こらあきまへんわ!一本取られました…!いやあ参りました参りました…!あんさんめっちゃおもろいやないですか…!あっはっは…!」(夜兎は堪えられず、吹き出して大笑いをした。そして、真っ赤なチューリップの刺繍が入った。ハンカチを手渡されまたツボに入る。()あぁ、この青年は一体どれだけ自分を笑わす気なのかと。そして、椿君に睨まれたが、そんな事は気にもとめず、『一緒に食べるんやから一緒に手を洗いましょね?』と彼を連行した。)「いやあ今日はあんさんに出会えて僥倖です。林檎飴の次は何がしたいんです?何でもいいですよ。」   (8/9 22:34:59)


クロ:椿 > ん、おう。…まぁ、アンタの髪の方が綺麗な月色ってやつ?だから羨ましいけどな。( はっと笑いながらそんな事を言っては喚いて、貴方が話せばそれに対して答えては喚いての繰り返し。まるで何をしたいのかが分からないこの光景をはたから見たらどうなるのだろうか。まさに仲良しにしか見えないだろう。椿はそんな事を思ってもいないのだけれども。)   (8/9 22:58:59)
クロ:椿 > おい、何がおかしいってんだ、おいごら、テメェ……( げらげらと笑う貴方の姿に驚きと呆れの目線で上から下へと見詰めれば、再度大きく笑うその顔を見て、ほんのりと微笑みを1つ。_笑顔は、嫌いじゃない。良い笑顔だ。悪い奴じゃないんだろうな……_なんて、少し嬉しい気持ちで貴方をそっと見詰めた次の瞬間、嫌そうな顔をして「 くっっそ!!俺の感動を返しやがれ!!ちくしょ、一理あるのが腹立つんだよくそっ、くそ!!洗えばいいんだろ洗えば!!つか、りんご飴の前に俺は焼き鳥が食いてぇんだよ!!!!!!!!りんご飴消費するのおせぇんだよ俺ァ!!!!!!!! 」と首を思いっきり横にブンブンと振り回しながらも引き摺られる形で連行されていく。周りがくすくすと笑っているような気がして、少し頬を赤くすれば今回は何度目かの舌打ちを貴方に向けてして「 …くそ 」と小さく呟いては渋々ついて行くことにした。 ザッザッと土を蹴る音が響いては祭りの騒ぎによってかき消される。 _祭りは、好き。だが暗いのは、嫌だ…_   (8/9 22:59:01)
クロ:椿 > 子供らしく、苦手な物を頭の中から消すために、大きく「 あ" ~ あ"!! 」と天に向かって言おうとして、ふ、と貴方の髪の毛を見詰める。_ここにも月はあったか。なんて考えに至った椿は、貴方のその美しい髪の毛に向かって先の声を漏らしたのだった。祭りは、まだまだ大きく騒ぎ出す。)   (8/9 22:59:09)


梅雨/夜兎 > 「うんうん、素直でよろしいですなあ。(ぎゃあぎゃあと叫びながらも一緒に手を洗ってくれる椿君に夜兎はついつい微笑んでしまう。と、いうのも先程一瞬だけ椿君が微笑んだのを彼は見流していなかったのだ。きっと、彼は悪い人ではないと感じていた。_そして、二人仲良く手を洗ったところで椿君が焼き鳥が食べたいと言うので夜兎は微笑みつつ「はいはい焼き鳥ですね?ほんなら行きましょか、…林檎飴なあわかりますわ、私も食べるのに時間かかるんですよ。ま、デザアトは最後にしますか。」と呑気に返す。   (8/9 23:14:56)
梅雨/夜兎 > そして、何やら先程から彼が少し不安げな表情をちらちらと見せるのと、自分の頭を見てくるので気になった夜兎は焼き鳥屋さんで並びつつ、彼にずいっと近づき、表情を伺い、ああそうやと思いつく。)「あんさんこれ見てください。ほうら兎さん、かいらしいでしょう?これは月の光でできてるんです。まあ私の能力ですね。…暗いですから、一匹どうぞ。」(夜兎は椿君に自分の能力で月光から創られる兎をつくってみせ、椿君に一匹渡した。提灯に照らされているとはいえ、夜は暗いのだ。彼に渡しておいて損はないだろうと思ったのだ。そして、夜兎は兎を渡す際に椿君の手を掴み、椿君に質問をした。)「あんさんさっきから私の頭見てますけどどうしたんです?何かゴミでもついてました?それに…なんや不安そうな顔してますなあ…どうなすった?」   (8/9 23:15:13)