この世界では、
”言葉”が魔力を持っていた。

雷鏡&ビナ

ご無沙汰

グレー/雷鏡 ◆ > んー……どんなデザインだと気に入るかなぁ……(と、彼はそう考えながら3階の机に張り付いていた。というのも、彼はこの前最初の従業員を雇うこととなり、その交換条件のひとつとして、花籠の制作と、乗り物の制作を依頼されたのだ。彼は依頼に対する妥協は絶対に許さない主義だ。それゆえ、「たかがデザイン……」と言うようなものでもしっかりと考え込むのだ。)とりあえず俺の店の名前は入れるとして……耐久性と通気性をしっかりと両立させたものがいいんだよな……だから……(と、彼は綿密に計算を行っていく…普段からこういう作業はあまりしないのだが、今回ばかりはしっかりとやろうと久しぶりに頭を動かして行っているという訳だ。)   (8/6 16:48:29)


木場田/ビナ > (気まぐれ、まぐれ風。旅人の風はあなたの元に、また吹いた。あなたの店の窓、そこから黄昏の日差しがテーブル、果てはあなたの手の先を暖かく照らすだろうか。)「やっほ、久しぶり〜」(その時だ。からんからん、店の扉を開く。そこから現れたのは、黒衣の、あなたの知るあの女の子の成長した姿。成長した二人は、しかし、あなたの体は想像していたより大きくて、目をまんまるにして驚かせた。ああ、懐かしい顔を見たくなって、つい入店をした。でもあなたは昔とおんなじ空気を纏っていて、そこは少し安心した。)「見違えたよ。立派に、なったね。わたしのこと、覚えてる?」(言うまでも無いことを、あえて言葉にする。少し気になって、悪戯っぽく微笑んだビナは、あなたにどう写るだろうか。)>ライキョウくん   (8/6 16:51:50)


グレー/雷鏡 ◆ > はーい!ちょっとまっててくださーい(と、声の主に返事を行った後に……彼は驚く……)もしかして、ビナ?(と、少しばかり嬉しそうに相手に問いかける。)それにしても、久しぶりだなぁ……俺、大きくなっただろ?(と、相手に問いかけてみようか。久しぶりに会ったらか、どこかとても嬉しそうである。)まぁ、あの一件があってからというものの、色々自分で薬を開発してみたりもしたんだけど、最近はそれを売り出すことにしててね。ほら、最近戦争とかもないから依頼もどうしても減っちゃうから、それを補完出来るような収入をとりあえずは得られてるんだ。(と、薬箱を取り出して見せようか。その中身を見れば、書いてある1500価の安さに驚くであろう。そこには大量の種類の薬と、それについての説明書が添えられているのだから……)   (8/6 17:52:17)


木場田/ビナ > (再会ほど、嬉しいものはない。)「えへっ、来ちゃったぜ『雨を止ませた影の英雄』。ふとね、懐かしく、なってさ。———また会えて、ほんと、ほんと良かった。」(そう言って手をふーりふりと振って、『かつて共に戦った時の懐かしい記憶を思い出して』そう呼んだビナの表情は、嬉しいというより、安心したような表情の方が強かった。だって、あなたが生きていると言うことを知れた。今のあなたを、またもう一度見ることができる。知れることができる。それだけでも、ビナは幸せだった。およそ、3年ぶりと言ったところか。見たところ、今はなんだか服の設計をしているようだった。相変わらず多芸で器用な手腕に鈍りを見せていない。それにしても、やっぱり、ビナが嬉しいように、彼も嬉しそうで、色々なことを話してくれる。早口になっている自分と重なって、なんだかクスッと笑みが漏れた。)   (8/6 17:57:31)
木場田/ビナ > 「もー、慌てすぎだってば!」(そして、見せられた価額に、目を細めた。それは平和の現れかもしれないが)「んーん、未だ、世界は不穏の黒雲が晴れていない。イモータルとたたかって、その薬を必要とする人は、きっといるはず…………でも………」(それよりも、)「わたしが教えた薬草つくり、まだやってくれてたんだ。しかも、すごいよく仕上がってる…………。腕を、上げたね、英雄。」(それだけは、伝えたかった。三年前から、あの『命の水』の件から、ずっと彼はビナが伝授した記述を踏襲し、しっかりここまで仕上げてきたのだろう。それを知れただけでも、ビナは心に暖かみを覚えた。)「あっ、もしかして邪魔しちゃった?」(本当に、アポなんて無しに来店してしまったものだから、そればかりが心配だ。もしかして、大事な仕事中だったかもしれない。そんなイフの心配が募り、ビナの心音に拍車をかけさせる。)>ライキョウくん   (8/6 17:57:50)


グレー/雷鏡 ◆ > そういえば、そんなこと言われてたような気がするなぁ……(と、彼は言われて少しばかり照れる。やはり、カデューカ司祭と彼女と共に「命の水」事件の解決のことを覚えてくれていて、久しぶりに聞いたその名前を聞いて照れくさそうに振る舞う。そして、その技術は色んなところに活かされているようだ。)最近は薬の研究もそうだけど、木細工もある程度人気が出ててね。そこに飾ってあるのもそうだけども……(と、彼は棚にサンプルとして飾ってある木細工を指した後に)最近、やっと1人目の従業員を雇うことになったんだ。その代わりに、2つ条件を提示されてね。ひとつは今やってる花籠の制作だな。通気性を持たせたデザインにして欲しいって言われてるから、通気性を確保しつつ、しっかりと丈夫なものになるように今のところ設計してるところなんだ。あの木細工見たいにインスピレーションが浮かんで作った……みたいなものじゃなくて、しっかりとその人に使って貰えるようにと考えなくちゃいけないって思ってやってたのさ。(と、その紙を見せてみようか。そうするとちょうど自分の弟子が仕事から帰ってきたので、挨拶をして、その場で彼女のことを紹介する。)   (8/6 18:09:42)
グレー/雷鏡 ◆ > 彼女は従業員ではなく、俺が取った弟子のコーフだ。まあ、詳しい話は後ですることにするよ。(と、コーフに食事を作るように頼む……)まぁ、まとめると、ココ最近は少しばかりの変化が訪れているということだな。兄貴とも再会できたし。(と、彼はそう言う。)   (8/6 18:09:48)


木場田/ビナ > 「花籠!素敵………」(なんだか、平和だ。あなたが自分の命を売り物にして、戦場にいないのが、一番安心した箇所だった。慎ましく、逞しく生きている。それだけでいい。次また会える。そう思わせてくれるだけで。そんな時、噂をすればなんとやら、件の従業員が帰ってきたらしい。なんと、可愛らしい健康的な女の子じゃないか。ニコリと笑って、軽くお辞儀をしながら手を振った。)「お邪魔させてもらってるよ。」(とも伝えておいて。すぐにあなたが食事の用意をと言うものだから)「わ!い、いいよいいよ、わざわざ!立ち寄っただけだし……!ん、ただでさえ突然押し掛けちゃうみたいにお邪魔させてもらっちゃってるのに!」(アポ無しでも、あなたは許してくれたが、それに留まらず食事のもてなしまで受け取るのは、流石にパタパタと遠慮をして。しかし、そんな慌てようもあなたの最後の言葉でピタリと静止した。)「兄貴……おにーさんがいたの?ライキョウくんに?」>ライキョウくん   (8/6 18:21:27)


グレー/雷鏡 ◆ > まぁ、久しぶりに会ったんだ。ご馳走くらいならば振る舞えるよ。それに、弟子のコーフだけでなく、そろそろ俺の従業員もここに向かってる頃合いだし……だから、せっかくだから食べていきなよ。コーフの作る料理は美味いぞ?(と、相手にそう言う。そして、コーフも「雷鏡師匠の弟子の、聖フィニクス聖騎士団コーフです!」と、元気に自己紹介をした後に……料理を作りに3階に向かう。)実はな、料理とかは基本的に3階で食べることにしてるのさ。まぁ、運ぶのが楽になるということと、単純に風景を見ながら食事をとる事が楽しいことがわかったからな。(と、相手にそう言った。そして、従業員である瑞希も帰ってきた……)   (8/6 18:49:34)
グレー/雷鏡 ◆ > ああ。とは言っても出会った順番としては弟子であるコーフと出会ったのが先で、兄貴と出会ったのは戦争が冷戦状態となった時に再会したのさ。兄貴は別のところで1人で住んでいるんだってさ。曰く、「ちょっと距離があるくらいが体も鍛えられる」ってさ。(と、苦笑する。人間、基本的には近い方にとしようとするが彼は敢えて自分の体を鍛えるために少し距離をとっているという話だからだ。)ま、それでもちょくちょく顔を出すこともあるよ。なんなら突発的にやって来ては「昼飯作ってくれ!」みたいなこともあるわけよ。(と、苦笑する。しかし、その様子からわかる通り、兄弟の仲もなかなか良好のようだ。)   (8/6 18:49:43)


木場田/ビナ > 「そ、そっか………?まぁ、確かに、昔馴染みの再会だもん。ご馳走にさせて貰おうかな………?」(それに、あなたが美味いと言うそのコーフちゃんの手料理は興味がない訳じゃない。若いのに偉いものだ。どうやら、またもや従業員が帰ってきたらしい。こちらも淡麗な女性だ。こちらでは珍しい着物を着ている事から、尊華の出身かしらと適当に予想をしておいて。こちらも軽く会釈をしておいた。あなたが3階の説明をするのを聞きながら、かつての記憶を想起した。最初はテントで野生のような生活をしていたと言うのに、ずいぶんと人が集まって、文化的な、立派なお店を持ったものだ。たった数年がたったばっかりなのに、もう遥か遠い悠久の昔のようだった。)「あっははっ!仲、いいんだね。羨ましいなあ………わたしには、お姉ちゃんとか、お兄ちゃんとかいなかったから………」(家族は、ガブだけでも、十分だし、寂しくない。そう言えば、あなたと同じように、『雨を止ませた英雄』として祭り上げられていた蛇の女性は、元気だろうか。近頃会えればいいのだが、公務と折り合いがつくのか微妙なところだ。彼女には、姉のような親しみがあったから、また会いたいものだ。)   (8/6 19:09:03)


グレー/雷鏡 ◆ > まぁ、なんだかんだ言いながらも兄弟なんだなー。って言うのは実感することはあるよ。……テントで野宿して、野生の獣を狩って食べてた頃が懐かしいけど、今の生活も気に入ってるさ。……さすがに兄貴に進められて使い方を必死に覚えたって言うのもあるけど、今は結構暮らしやすいって言うのはあるな。少なくとも、自分の店を持って、周りには楽しい話をして笑い合える家族のような存在がいるから、少しばかり安心しているのもあるのかもしれないな。(と、彼はどこかを見つめながらそう言う……そうすると、コーフが「ご飯が出来ましたよー!!」と、言うので……)それじゃ、続きは晩御飯を食べながら話そうか。それに、積もる話もあるし。(と、彼はそう言いながら、3階へ向かうように促した…)   (8/6 19:17:38)


木場田/ビナ > 「うん、頂こうか。君のこれからの道に、【乾杯】」(そうして、彼女の料理を急な予定ながらにいただくことにした。それからさまざまなことを話した。久しぶりの友人との会話は食事の華として、咲き盛り上がり、大変楽しかった。彼はやっぱり何にも変わっていなく、そして彼女の料理は大変美味であった。ビナの心は、少し、軽くなった)〆『ご無沙汰』>ライキョウくん   (8/6 19:24:59)