この世界では、
”言葉”が魔力を持っていた。

ジュリイ&クロ

漆黒のジュリイフィッシュ

盛岡冷麺/ジュリイ > 「(夜の海。真っ黒な、深淵のような波が足首を掴むように流れて、音を立てては消えてゆく。黒い海に足を浸して、ちゃぷちゃぷと海の中に入って行く。膝まで海に浸かったところで、襟足から生える発光する触手を器用に操る。しばらくすると、じゃぶ。強い毒を持った、僕と言うクラゲに刺され…毒で死んだ小さな魚が一匹。)んふ、ふふ。つかまえた。もう、ね、しんじゃ、った?ふふ、ん。じゃあね、たべちゃお。(魚を触手で弄び、指先でつんつんと刺激してみる。動かないことを確認すれば、あー、と口を開けて魚をパクリと飲み込んでしまう。海で捕まえた、何があるかわからない魚を飲み込んでも平然としているクラゲ。一目見て人ではないとわかるだろう。そう、海月。黒い海の中で光る一つのお月様。ふと誰かの気配に気づいたのか、ゆらゆらと揺蕩う触手をぴたりと止めて貴方の方を向いた。)」   (8/4 20:34:03)


クロ:クロ > ( りんりん鈴虫、みんみん蝉さん。ゆらゆら綺麗なお月さま。お星さまはきらきらりんりん、あ、りんりん鈴虫…__鼻歌を奏でてはのんびりと海辺に映る綺麗夜空を眺めてゆっくりと歩き出す。 青色の髪の毛を持つ、仮面の少女はへらへらと笑いながら波の音を楽しんで、少しずつ海へと近寄っていく。ざく、ざくと、砂を踏みしめる音に気分が上がってまるで世界が笑顔でいっぱい!!_なんて呑気な事を考えていれば人影を1つ見付ける。興味本位で駆け足で近寄れば、夜空にあるはずのお月さまが目の前に居た。ぱぁっと笑顔を零しては目の前にいる貴女に向かって元気よく、楽しそうに声を掛けた。)   (8/4 20:51:21)
クロ:クロ > お月さま、お月さま!!海にね、お月さま浮かんでるなって思ったら本当にお月さま居た!すごいすごい、ねぇねぇ、お月さま海好きなの?お月さま海が好きなんだ!えへえへ、クロもね、海もお月さまもお星さまも、ぜ ~ んぶ好き!( きゃっきゃと喜ぶその姿は幼い女子に見えただろうか。純粋無垢な瞳でキラキラとした視線を送れば、再び1人勝手に笑い出す。嗚呼、貴女がどんな反応をしようとこの仮面女_クロは気にしないだろう。何せ目の前に居るのはお月さまなんだから。 _お月さま、きらきらキレイ。ゆらゆら揺れるの…それはなぁに?うねうね、うにゅうにゅ。可愛い綺麗なタコの足?それともイカさんの足?そういえばさっき何か飲んでた?いいやそんなのどうでもいいや!お月さま、可愛いな。可愛いなぁ…_ )   (8/4 20:51:22)


盛岡冷麺/ジュリイ > 「(お月様お月様、お月様は海が好きなの?ニコニコと語りかける少女を見ているとこちらまで頰が綻ぶ。お月様だって、そんな綺麗なものじゃないのにね。ああ、かわいいなぁ、食べちゃいたいくらい、無邪気で、それでいて__。)あの、ね、ぇ。クロ、クロって言うの?僕はね、ジュリ、ジュリイって、言うの。うみ、ふふ、の、おつきさま、海月、くらげ、くらげなの。(たどたどしいけれど、必死に言葉を繋いでいるの。伝わってほしいけれど、貴方は何を言ってもずっと笑顔だから、わからないかも。そう、僕は海の月、おつきさま。海の月って書いて、クラゲって読むの。だから僕はおつきさま。否定はしないよ、だってあっているもの。うにゅうにゅと動く触手を一本、貴方に向けて…)   (8/4 21:11:56)
盛岡冷麺/ジュリイ > あの、あのね、これは、ねぇ。これ、どくが、あるんだよ。クラゲの、ゆらゆら、したやつ。(貴方が間違って触らないように毒は放出しないようにしてあるよ。僕はこんな可愛い子を殺したくないから。ぷにぷに、うにゅうにゅ、ぷるぷる。触手を貴方に向けた後、頰をつんつん、と突いてみる。ひんやりとしていて、柔らかな触感のそれは貴方に心地よさを感じさせるかも。)んふ、ふふ、おもしろ、いでしょ。うみのおつきさま、は、すごいん、だよ。(へへん、と言うように胸を張って笑ってみる。下手くそに細められた、透き通った瞳。ああ、無邪気だな。かわいいな。ぼくたち気があうかも。お友達になれるかな、だってこの子も__"普通じゃなさそうだし"。)」   (8/4 21:12:12)


クロ:クロ > うん!あのねあのね、クロはクロって言うの!じゅりぃ、ジュリィ!うん覚えた!えへえへ、よろしくね ~ !( きゃぴっとした笑顔、きらりとした星の輝き、いいや太陽?まるで辺りを無駄と思えるほど輝かせては貴女の言葉をちゃんと聞き取る。少し難しい感じもしたけれど、それでも聞き取れたから良かった。そして首を傾げては波の音と共に「 くらげ、くらげ? 」と聞いてみる。ざざん、ざざん、と波の音が遠くから近くへと寄ってくる音が酷く美しくて、貴方みたいで。 少し、ほんの少し先程とは別物の、目を細めては優しげな表情で貴女と海を眺め_直ぐに元の喧しい笑顔に戻して「 うにゅうにゅさん!これなぁに? 」と聞いてみた。)   (8/4 21:37:51)
クロ:クロ > ほぇ、どく?どくあるの?痛いやつ?( びくっとわかり易く怖がったが、直ぐに敵意が無いことを確認しては安堵の一息を1つ。クラゲの美しい触手が頬をつん、と続いてきた時、「 ぴゃっ 」と小さくて高い声を出して驚くが、その冷たくて気持ちよい感触を気に入り「 すごいすごい!もちもち、冷たくてきもちい!くらげさん凄いね、ジュリィすごいね! 」なんてきゃっきゃと笑顔で伝えては、両手で触手にべたべたを触る。毒があるもの、と言われたけれどそんなのお構い無しに触りまくっては「 すごいねぇ 」なんて率直な感想を述べる_という行為を数回繰り返す。 クロも貴女に御礼がしたい。そう思えてきたのは仲良くなれた証拠だろうか。イタズラな笑みを貴女に向けて「 クロもね、くらげさんになれるよ! 」なんて元気よく両腕を夜空に向けては言ってみせた…かと思えば、今度は顔を赤くしてもじもじとしながら「 あのね、あのね、クロね、くらげさん気に入ったの、だからくらげさん同士で仲良くしたいなぁって… 」なんてしおらしく言う。まるで表情は四季折々の様。ころりころりと変えては変えて。さぁ貴女の返答はどうなのか。)   (8/4 21:37:54)


盛岡冷麺/ジュリイ > 「ク、ロ、かわいいね、ぇ、クロ。ふふ、ん、へへ。(まるで妹を可愛がるように、頰をつんつん、と触ってみようか。海月の触手を気に入ったらしい貴方は何度も触れてくれる。嗚呼、可愛いなぁ、柔らかくて、無垢で無邪気で…このままだと本当に食べちゃうかも。でもね、まだ出会ったばかりだから。もっとこの子を可愛がって、沢山沢山思い出を作って、その後にぱくりって、食べちゃおうか。でも、そしたら二度とこの暖かさに触れられないって?そんなことないよ、食べたら僕の中でずぅーっと、一緒だから。)すごい、でしょ。クラゲはね、こわいひと、にはね、どくで、いたくするの。クロは、こわ、くないから、いたくしないの!   (8/4 22:10:41)
盛岡冷麺/ジュリイ > (両手をパッ、と広げて目を細める。よくよく見ると爪もうっすら光っているように見えるだろう。僕は爪からも毒を放出できるけど、爪はうにゅうにゅみたいにぷるぷるしてないから、可愛いクロを傷つけちゃうかも。そう思うと、自然と両手を後ろに隠した。すると、目の前でコロコロと表情を変える可愛い貴方がもじもじとし始めて。ああ可愛いなぁ、可愛いなぁ!どうしたの、どうしたの?何か困ったことでもあるの?僕が何でも解決してあげるよ、ねぇ、どうしたの?だんだんと狂気に染まっていく思考を無視して貴方に問いかける。)どうし、たの、クロ?くらげ、なれる?の?……ほん、と!?いっしょ、なれる?いっしょ、なり、たい!(きゃっきゃとはしゃぐ享年16の少女。16にしては幼く、狂った思考を必死にもがいて押さえつけながら、貴方への好意を露わにするだろう。貴方の幼さは演技によるものだなんて考えもせずに、ただただ好意だけが募って行く。一緒のくらげになれるなんて、嬉しいなぁ、可愛いなぁ、ふふ、ふふふ。)」   (8/4 22:10:56)


クロ:クロ > おぉ!すごいすごい、くらげさんは怖い人をど - んってやっつけちゃうんだね!( 驚きと尊敬の声を漏らして目で見詰めて。綺麗で強いだなんてヒーローみたいで。何故かは分からないけれどクロにはそれはそれは憧れの対象で。そして自分が怖くない対象と言われたのが嬉しくて、嬉しくて。 _お月さま優しい!お月さまの光が優しいのは本当だった!優しくて可愛くて、すごい綺麗なの。鈴虫さんも蝉さんも、海も波もぜ - んぶ見惚れちゃうんだよ!だからくろも見惚れちゃったの!えへえへ、すごいなすごい、嬉しいな嬉しい__パァっと笑顔の花を咲かせてみてはその場で何度もジャンプをする。砂の音が真下で響いて波へと反響してはふわりゆらりと月夜が笑う。)   (8/4 22:37:46)
クロ:クロ > ( そんな貴女の正義の拳ならぬ正義の触手をじっと見詰めれば、それまた綺麗な爪が月の光によってキラリと光る。だけどサッと隠されてほんのりしょんぼりとした表情になる。だけれどすぐに貴女の問に答えるべく元気よくその明るい声色で空に月に世界に叫んだ。「 おてて?のお礼!いくね、いくね、ん ~ ~ っっくらげに、なぁれ!!!! 」そして直ぐに駆け足で海の中へと入っていき、並に呑まれる。 ジャパンっ、ざぶんっ、と一際大きく波の大きな音が響いた。   (8/4 22:37:48)
クロ:クロ > その直後、クロの入った部分のみではあるが、海の中が真珠のように光初める。キラリ、きらり。くらり、くらり。ふわり、ふわり。気が付けばそこには濡れた青髪の少女" だった "ものが。 両腕は貴女の触手をまるで[ 写し ]たように似ているモノに。脚も同じで何本もの触手がうにゅうにゅと蠢いては、にゅるりにゅるりと生々しい音を海の中で奏でて踊る。照れた顔で「 えへえへ、くらげさん…あんまり見た事ないから、ジュリィのくらげさんとお揃いにしたの!…ね、似合ってるかな、」なんてもごもごと言えばその触手の手をうねうねと目の前で動かして見せた。 _このクロの異能は[ 自分の知っている動物に変化する ]事。故にあまり知らない海月に変化するという事は、その数少ない記憶、資料を元に[ コピー ]する形になる。貴女とお揃いのこの海月、気に入ってくれるかな。)   (8/4 22:37:58)


盛岡冷麺/ジュリイ > 「僕、はね、つよい?から、ク、ロのこともま、もれる、よ!(ふふん、と鼻を鳴らして両手を腰に手を当て、胸を張ってみせる。未だに戦ってみたことが少ないから、強いかどうかは自信がないけれど。こんな可愛い可愛い女の子一人くらいは守れるだろうかああほら可愛いいあの子がまた可愛いこととしてる、、くららげになぁれですっッて。一緒になっっってくれるの?かわいいね可愛いねかわいいね?)………んふふふ…あ、クロ、かぁ、いい、ね!くら、げ、くらげくらげ!いっしょ、きれ、い!にあってる!   (8/4 23:18:39)
盛岡冷麺/ジュリイ > (ああ、危ない危ない。思考の海に波に、溺れてしまうところだった。可愛いねぇ、いっしょ。クラゲには初めてなったのかな、あんまりみたことないって、やっぱりそうなのかな、ああ、ぼくこの子が初めてクラゲになる瞬間を見れちゃった、嬉しいなぁ、嬉しい嬉しい嬉しいなぁ!!ふふ、なにもしらない、まだ僕たち、なにも知らないけど、仲良しだからそれでいいの。もしかしたらクロのもっと可愛いところ見れるかも、かわいいなぁ。うにゅうにゅを貴方の両手だったものに、足だったものに絡める。あは、こんな触感だったっけ、ぼく。こんなにひんやりしてて、気持ちよかったっけ。ああ、僕って僕のこともなにもしらない。そうだ、クロに僕のこと教えてもらおうよ、まだまだ絶対仲良くなれるって、ねぇ。)   (8/4 23:18:59)
盛岡冷麺/ジュリイ > クロ、あの、ね、きょう、たのしかった、ねぇ!こんど、はね、もっと僕とお揃いに、なれる、よに、ぼくの、こと、たくさん教、える!だからね、ま、た海で、あそぼ、ね!たのしみ、に、してる!(嗚呼可愛いなぁ可愛いなぁ僕より小さくて柔らかくてふふふ可愛いなぁ食べちゃいたいなぁんふひひまた会いたいなぁ今度も海で魚を捕まえて食べてたら会えるかなぁまたこの海で待ってるね可愛いクロまた会えますようにその時は僕のこともたくさん教えるからクロのこともたくさん教えてねふふ__ぐるぐる廻る回る周る思考を口に出る直前で抑えながら、クロの両手を取って笑いかける。さぁもうお開きだ、良い子は寝んねしましょうね。…悪い子は海に沈めちゃうかも。海に沈んだらクラゲに刺されて動けなくなるかも、ふふ。冗談冗談。漣の音とせせらぎ、混じり合う二つの少女__いや、狂気。また邂逅できるでしょうか、いや、このクラゲは出会いすら麻痺させて手繰り寄せ、食べてしまうのよ。この二人はまたいつか会うでしょうね。またね、と小さく呟いた一匹のクラゲの声は波に攫われてしまったとさ、おしまいおしまい。)」『漆黒のジュリイフィッシュ』   (8/4 23:19:22)