この世界では、
”言葉”が魔力を持っていた。

竜灯&ピグム

悪友

シロー/竜灯 > 「...王国は人が多いのおおお...蒸し暑うて敵わんぜよ。」((王都にて。昼下がりは刺すような太陽が街並みを照らしていた。陽炎が昇る程の酷暑ではないにしろ、夏の到来を予感させるここ最近にしては一番の暑さに、軍服の上から着ていた彼の目印である羽織を脱いで片手で肩に引っ提げた。服装を見誤ったと悪態を吐く以前に、私服に軍服をつかうあたり竜灯という男のずぼらさが見えている。額に巻いたハチマキには汗が滲んでいそうで、〝今夜これを取る頃には白く塩が浮いてきそうじゃの〟と内心溜息混じりに呟きを零す。人集りから逃げるように人気の無い方へ無い方へと移動しながら熱に頭をぼうっとさせ、たわいもないことを。⋯少し前にゼダスの家で出会った⋯⋯おぞましい化け物の事を考えた。   (7/19 23:30:43)
シロー/竜灯 > 汗が引っ込む⋯ということはなかったものの少し体が冷えた気がする。機械は好きだが夏場に機械と睨めっこするのは気が引けるぜ~、と、ゼダスの工房に行きたくない理由が怖いからではなく、暑いからであると自分に言い聞かせていた。暫く歩いていくと、辿り着いたのは疎らにしか人の見当たらない高台の広場。噴水が目印の憩いの場所にて、竜灯は目を輝かせて鉛のようだった歩みを早めた。)「⋯おぉ~、涼める場があるやいか!⋯⋯誰も入らんとは王国の少年達はまだまだやの、俺が教えちゃろう。」((ちらりと視線をやれば数人の男の子が大きな木下で涼んでいるのを見つけ、後目に口元をニヒルに歪めるとずかずかと噴水と近づいていき。羽織を噴水の淵に掛けると靴と軍服の上着だけを脱ぎ、ズボンと薄い衣服一枚になって噴水へと飛び込んだ。)   (7/19 23:30:45)
シロー/竜灯 > 「~~~~~っかぁぁああ!!!まっこと!最高ぜよ!!」(( 噴水がどれだけ汚いかは知る由もないが、少なくとも竜灯は気に介さずにいるらしい。腰を下ろすと心底気持ちよさそうな表情で子供の方に「来い!」と言わんばかりに水を飛ばしたが、見向きもされなかった。   (7/19 23:30:56)


丼田/ピグム > 「と……とけ……とけちゃう……」(今日はとても良い天気。さんさんと太陽が照りつけ笑ってる。夏本番に比べればまだ序の口なのだろうけれど、他人よりも暑がりだという身体的特徴?特性?ああもう何でもいいなんかそんな感じのやつがあるあたしにはこれは耐え難い。溶けるって問題じゃないわよ、これは。今ですらこんなにぼうっとあやふやな思考になってしまっているのだから、これからどうなってしまうのか…考えるだけでゾッとするわ。 なんてかなり大袈裟な思考回路を引っさげて、少し息抜きと称し美しい愛する王国の街並みを歩いていた。こんな日照りの下をずっと歩いてなんていられない。 ふらりと日陰に逃げ込んでしまうのがサガってものじゃない? そのまま歩いていれば、噴水が設備された高台の広場へと到着する。水があるだけで幾分か涼しさも変わりそうな予感がするが、実際に浴びなければ拭きあげた水はただの生温い水滴と化すだろう。)   (7/20 00:15:23)
丼田/ピグム > (だからといって実際に浴びている子供はあまり見かけないが……。ぐ、と汗を拭い前髪を後ろに撫き、そこでやっと噴水広場の中央にある噴水を見た。)「……………………………はっ?」(思わず声が出てしまった。その視界に映ったのは男の子でも無く、青年でも無く、ズボンと衣服1枚で噴水の中に居る男性。しかもそれが1人だけと来た。周りの男の子達は「何やってんだアイツ」と言わんばかりに……いやそもそも言ってないわね、完全に無視してるわ。そのまま男性の元へとずかずかと大股で歩きながら)「ちょっ、……名前知らないけど!そこのアナタ!そう、今まさに噴水でキャッキャウフフしてるアナタ!してないか!して無くても良いわ!えーっと、つまりそうね……、………水浴びしてるの?」(暑さでやられている時にこんな状況に出会ったのだ、支離滅裂な思考のせいでヘンテコな話し方、見れば分かるだろうと突っこまれる疑問を問いかけたのはご愛嬌。そう名も知らぬ男性に一方的に話しかけながらも徐々に苦しくなってきたネクタイを緩め始めた。彼女の体は既に涼しさを欲している。)   (7/20 00:15:42)


シロー/竜灯 > (む。見向きもせんぜよ。子供達が一切反応を示さないことに表情をむっ、と歪ませると、両手を後ろについて、空を見上げた。眩しい太陽は直視出来無くて瞳を細めてしまいそうになる。眩しい事が分かっているのに直視したくて、無理矢理瞳を開いては耐えられずに閉じ。暗くなった視界に光が焼き付いてゆらゆらと揺れるのを楽しんでいた。ああ......こがな小さかった頃に夏の守山に登って、清流を下ったのを思い出すぜよ。流されかけた時は父上に怒られたのう...、頑固やったき、まだ母上と大喧嘩しちょるかな。たまには帰っても────暑さと眩しさと、水に浸かった下半身の冷たさに。つい、本当につい昔のことを思い返してしまっていた⋯⋯⋯)   (7/20 00:46:46)
シロー/竜灯 > 「⋯は⋯⋯⋯⋯はっ!?なんぜ!⋯⋯俺か?」((『あなた!』『あなた!』と二度ほど呼ばれた気がして、ぼんやりしていた意識を呼び起こすと後ろに倒していた体を起こし。立てた膝に片手を預けて声をした方を見るが、ずっと太陽を見ていたせいで眩しい光が焼き付いて良く見えない。何度か瞳を瞬かせながら貴女を見つつ、途中薄ぼんやり瞳を細めて、自分を親指で指差した。⋯竜灯がまともな反応を見せるのには、数秒の時間を要した。それは視界が戻るまでに要した時間と同じであった。焼き付いて隠れていた人影が女性だと......どちらかと言えばスレンダーで綺麗な人だと気付いた時には、既に行動を起こしていた。)   (7/20 00:46:48)
シロー/竜灯 > 「⋯おお、水浴びしゆうぜよ!こがな暑い日に、あーんな、木の下で涼んどるようじゃ、強い子にはなれんぜ。」((あーーーんな、と子供相手に人差し指を向けて揶揄すると腕を組み、ダメダメと言わんばかりに何度か首を振る。ゆっくりと瞳を開けて貴女を見上げると、ニヤリと不敵に笑い。重い腰をあげながら、その際に両手を水の中に入れて───)「おまんも入るぜよ!!!⋯⋯⋯ははは!!大人が手本を見せんから、あーーんな風になってしまうちや。」((貴女へと思い切り水を掛けて、腰に手を当てると大笑いする竜灯だった。   (7/20 00:46:57)


丼田/ピグム > (話しかけたというのに、男性はぼんやりと意識を飛ばしている様だ。太陽を捉えているのであろうその瞳はどこか遠く遠くを見つめている様にも見える。やっぱり噴水の水も生温くて、そのせいもあってぼんやりしちゃってるんじゃ……?なんて考えが一瞬頭を過ぎった。いや、いやいや……そんな訳無いわね。無い無い。あまりに強い光を眺めていたからか目を何度も瞬かせる男性。あんまり太陽ばかりを見てると目に悪いんじゃないかしら、と心配になってしまう。勿論太陽に向けた侮辱なんかじゃ無くて__あまりにも太陽が眩し過ぎるから、綺麗過ぎるから、あたしは直視してしまうと深く目を閉じたくなってしまうのよ。とっても素敵な感覚だけど、じりじりと身が焼け焦げそうになってしまうわ。 だなんてまとまらない頭でそんなことを少しだけ、ほんの少しだけ考えていれば、男性が口を開く。)「あら、やっぱりそう…そうなのね?」(あーんな、と彼が指向けて指し示したのは木陰で休んでいた、彼の誘いを完全に無視していた男の子達。悩ましげに首を横に振る彼を見れば、アナタとあの子たちじゃ性質そのものが違うような気がするんだけど…)   (7/20 01:34:50)
丼田/ピグム > (と突っ込みを入れようと口を開きかけた、その時だった。ゆっくり瞳を開け口元には不敵な笑みをたたえた彼。その顔は子供が悪戯を仕掛けようとにやと笑っている顔にソックリで、まずいと思った時には既に彼の両手は___)「んきゃぁっっ!!??」(びしゃっ、と思いっきり頭から水を被る。その振動でピアスがしゃらんと大きく音をたてた。ポタポタと髪や顎から伝った水が下へと落ちてゆく。数秒間、意味をなさなかった咄嗟に庇うように腕を出したポーズのままで硬直する。見知らぬ相手にいきなり水を掛けられれば怒るのも妥当だと思う。勿論髪も服もビショビショ。だが、熱く火照っていた彼女の体には丁度良かった。きゅ、と閉じられた瞳をゆっくりと開く。無論悪戯っ子のような笑みも忘れずに。)   (7/20 01:35:32)
丼田/ピグム > 「……や っ た わ ね ぇ え え ぇ ぇ ッ !」(更に歩み寄りながら、ヒールのついた靴と閉められたネクタイをしゅるりと紐解く。丁寧に並べることもせずそこらにポンと乱雑に起きながら。ばしゃりと噴水の中にばしゃりと足を踏み入れると、爪先からひんやりとした気持ち良い感触がする。彼よりは小さい両手で精一杯水を掬い上げると___)「おりゃぁっっ!!」(彼目掛けて水を思いっきり掛けてやった。どう!?)   (7/20 01:36:09)


シロー/竜灯 > 「へへ、水も滴るなんとやらじゃの~。男ではないけんど。────お?⋯⋯わっ!?」((腰に手を当て、笑いながら軽口を叩くのも一瞬だけであった。気迫の込められた声とは裏腹に悪戯っぽく勝気な笑みを向けられれば、少なからず竜灯も期待してしまう。乗ってくれるか?と昂る胸の内を隠そうともせず、にやにやと口元を弛めたまま一歩下がっては、貴女を噴水の中へと招き入れた。すらりとした白い腕が閃いて、巻き上がる水飛沫。両腕をクロスし、飛んだきた飛沫の量と比べても明らかに大袈裟に顔を覆ってみせると、瞳を閉じて顔を背けた。水を吸い肌に服が張り付き、髪からは雫が幾つも垂れる。少年のような快活な笑顔は燦燦と輝る太陽にも負けず劣らずだが、それは貴女も同じであった。ばしゃばしゃと音を立てながらたたらを踏むと、瞳を見開いて両腕を胸の前に持ち上げ。掌を向けて貴女の方へと近づいた。)「くぅ⋯っ、おまん、中々楽しい人だなあ⋯!⋯⋯ほじゃけんど、やられっぱなしでは終わらんぜよ!」((ふっふっふ、と歯を見せてにい、と笑みを深めると掌を貴女へと近付けて、所謂手四つの体勢を取ろうと詰め寄った。)「手加減せんぜ、勝負ぜよ!」   (7/20 20:31:54)


丼田/ピグム > (掬い上げた手の中の水は、太陽の煌めきを受けながら水飛沫となり彼にかかる。明らかに自分が受けた水量より少ないものの、頬を雫が伝うのも服が肌に張り付き色が透けるのもこれでおあいこだ。頬に張り付いた髪がうっとおしく、頭部の側面をぐいと掌で撫で付け髪を纏めて後ろに流す。こんなに大の大人達が噴水で水を掛け合い、キャッキャウフフとはしゃぐ光景なんて中々ない。言ってしまえば木陰の少年達よりもきっとずっと子供のような好奇心で溢れてるんじゃないか、だなんて思ってしまう。あながち間違ってはいないだろう。)「 ふふっ、あたしよりも水の滴るなんとやらになったんじゃない?お兄さん 」(腕を組み、"ドヤッ"と効果音が付きそうな位の立ち姿で彼が叩いた軽口を真似て返す。数歩己の方にばしゃばしゃと水音をたてながら近付いてくる彼、掌を向けられれば直ぐに手四つでの勝負だと察した。) 「あたしに勝負を挑むのね、良いわよ!ふふん、あたしが一見か弱そうな女だからって舐めないでおきなさいっ!」 (彼の笑顔に負けず劣らず、こちらも白い歯を見せ勝気な態度でそう言い放つ。相手は男性、尚且つ背丈はアーイディオンよりも幾分か高いだろう。)   (7/22 00:16:27)
丼田/ピグム > (だって顔をちゃんと見るために首をいつもより上げなくちゃいけないんだもの。だがしかし、面と向かって行って勝てる相手なのか、だなんて思うことは無かった。久方ぶりの子供時代を彷彿とさせる遊びが楽しくて仕方無いのだ。そんな小さな心配はこの昂る気持ちよりもずっとずっとちっぽけなものだった。性格上負けず嫌いな彼女は "絶対勝つわ!" と心の中で意気込んでいる。何度か掌を握り締めたり開いたりを繰り返しながら、好奇心から彼の掌に自分の掌を合わせた。すっぽりと収まってしまう位の差がある。それを見れば無邪気に 「 やっぱり大きいのねっ! 」 と笑いながら思ったままの感想を述べた。そして何事も無かったかのようにそのまま彼の手をぎゅっと掴む。力負けで押し倒されてしまえば下半身を水の中に沈め全身ずぶ濡れになってしまうのは確定だ。自分が濡れるんじゃなく彼を濡らしてやりたい所。)   (7/22 00:16:53)
丼田/ピグム > 「 開始の合図はあたしが出すわ。お兄さんをずぶ濡れにしてやるんだから! 」 (そう言い放ち、再度勝気な笑顔を浮かべた。どうなるかは分からないが負けたくは無い。手加減無しの一本勝負、__「よぅい、始めッ!!」   (7/22 00:17:11)


シロー/竜灯 > 「ふふ、では俺も尊華を代表する男として、推して参るぜよ!!」((がっしりと両手を組み合って力を込めれば、細くすらりとした綺麗な指が目に入る。こんな華奢な体では俺を倒すことは出来んぜよ。戦う前から既に勝利の光景が鮮明に浮かび、ずぶ濡れになった貴女を見下ろしながら手を差し伸べる所まで想像し、口元をニヤリと弛めた。一切悪びれる様子も遠慮する様子も無く、至極当たり前に勝気な表情のまま己を尊華を代表する男、と言い放ち。力を込められるよう両足を肩幅に開いた所で水面が強く波打った。沈黙の後、焼き付くような一瞬の間を破ったピグムの宣言によって、戦いの火蓋が落とされた。)「───っぶ、ふっ!!!⋯⋯⋯⋯お、おんしゃあ!尋常に勝負しとうせっ!!」   (7/25 18:48:54)
シロー/竜灯 > ((力を込めて押し出そうと前面に体重を掛けた瞬間の事であった、すらりと貴女の手から力が抜かれ、竜灯の体は自然と前へとつんのめる。噴水の底で足がきゅっと滑り、貴女の横を通り過ぎるようにして体ごと水面へと吸い込まれていった。ばしゃぁん!と一際大きな水飛沫が飛び散って、噴水の外にまでも降り注ぐ。顔面から飛び込んだ竜灯は勿論、立っていた貴女にも飛沫が掛かる。ぷはぁ、と四つん這いの姿勢をとって顔を上げると、顔に張り付いて視界を塞ぐ前髪を手首で掻き上げて。張り付いた服を指でつまみながら立ち上がると、口をへの字に曲げて噴水の縁へと腰を下ろした。)「ま!女に⋯それも美人に本気を出すほど俺は落ちてはおらんぜよ!!⋯⋯気持ちよいの。」((悔しさからか本気を出してないと豪語しつつ、意地汚く片足を蹴りあげて貴女に水を飛ばしたのだった。   (7/25 18:48:56)


丼田/ピグム > (水により濡れ体に張り付いた衣服から見て取れる引き締まった無駄の無い体付きの男性に、同じく引き締まっているが筋力はそれほどでも無い女性。この体躯の男性に真っ向から向かって行っても、コロッと力負けしてしまうことは火を見るより明らかだ。こういう時は頭を使うのが賢いというもの。きっと彼は思い切り押してくるはず、そこを狙って …__ 数秒間で頭の中でシュミレーションを完成させた。「よぅい、初めッ!!」静寂を切り言葉を鋭く爆発させる。それと同時にするり、と手の力を抜き彼を誘導した。そこからはもうご察しの通り、彼の体は呆気なく水面へと倒れて行ったのだ。)「……あっははははは!!!」(先程よりもずぶ濡れになったあなたを見て、笑いのツボに入ってしまったのかピグムは大きな声を立て笑う。途中で息が足りなくなったのか屈みながらヒィヒィと苦しそうに震えていた。ひとしきり笑いやっと収まれば未だ力が入らないものの、よろめきながらも膝に手を付きながら立ち上がる。)「くっ…ふふ……これもひとつの戦略、よ…!お兄さん、……ってちょっと!」   (7/30 07:02:44)
丼田/ピグム > (噴水の縁に腰掛けたあなたを見ながら、腰に手を当て堂々と言い放つ__だが実際は残った笑いで微かに震えながらだったが。蹴りあげられた水飛沫を防ぐよう腕を出したものの、防ぎきれる訳もなくぱしゃんとかかる。「やったわね!」と言いながら竜灯の方へと歩みを進めて行こうとした時、彼女の体がぐらりと傾く。)「えぇっ、ちょっ、きゃあっ……!?」(ぬめりに足をすくわれ、バランスを崩してしまったようだ。重力に逆らえるはずも無く、油断していたせいもあり機転が利かなかった。細い悲鳴を上げながら倒れていくが__その正面には竜灯が座っている。)   (7/30 07:02:47)


シロー/竜灯 > (明朗快活、まこと陽気に溢れた女ぜよ。今日、それこそつい先に出会ったばかりの相手であるのに、楽しく自然に笑えていた。竜灯自身が自分を客観的に見れている訳では無いが、少なくとも周りから見ればごく自然に。昔からの友人のように笑えていると評価できるだろう。噴水の縁に手を掛けて体重を後ろに預けながら大笑いするくらいには。やったわね、と向かってくるピグムには甘んじて受けてあげようか、位の気でいたのだろう。眉をぴくりと動かすだけで大した反応を見せずに待ち構えていたのだが。)「⋯うおっと。大丈夫がか。おまん、俺が滑りよったの見とらんかったか?」((つるりと滑って態勢を崩しながら倒れ込んできたピグムの両肩を掴んで受け止めると、お互い濡れて張り付いた服越しに、ぴたりと肌がくっつく。⋯眼福だなあ。胸の内のピグムを数秒見つめて網膜に焼き付けると、肩を抱いたまま噴水の縁から腰を上げ。今度は滑らないよう、肩に置いていた手のうち片方をするりとの手首の方に下げて掴み。自分は噴水の外に出てから、ピグムが噴水の縁に足を掛ける所まで支えておいてあげた。)   (7/30 18:21:33)
シロー/竜灯 > 「怪我をしてしもうたら、折角の美人が台無しちや。俺は好きやけんど、もう少し気をつけた方がええぜよ。」((あっはっは、とピグムが無事噴水から出れたのを確認すると、びしょ濡れのまま腰に手を当ててくつくつと笑い声を零し。縁に置いてあった羽織に手を伸ばしたところで思い出したらしく。はっと瞳を見開いてからピグムに向き直った。)「すまんの忘れちょった、俺は竜灯。伝説を作る男ぜよ───」((己を親指で指差して名乗ると、そのままきっと握手でも求めただろう。いつの日か、守山で川遊びをした悪友を思い出すような一時を過ごした貴女に竜灯は終始笑みを浮かべ続けていた。【悪友】   (7/30 18:21:48)