この世界では、
”言葉”が魔力を持っていた。

雷鏡&竜灯

茶屋と伝説とうまい飯と

グレー/雷鏡 ◆ > 今日は帝国にお邪魔することになったが……それにしても、日帰りで帝国に遊びに行けるなんて、汽車ってすげぇなぁ……(と、彼は帝国の雰囲気を気に入ったのか、最近はちょくちょく遊びに来ているのだ。(もちろん、依頼はしっかりと行った上である。もう一度いうが、彼は「仕事に対する妥協をしない」からだ。)最近は彼は帝国の料理にハマっており、それもあるのだろう。自分の知らなかった料理がとても美味しいから……)今日は何を食おうかな……(と、彼は先日購入した地図を眺めながら行き先を考えていた…)   (7/18 16:55:55)


シロー/竜灯 > 「うん⋯ 花崗さんと飲むまで、まだ時間あるのう。それまでどう暇を潰せばいいかなぁ。」((昼下がりの帝都榮郷にて。花崗大将を口車に乗せて飲みの約束を取り付けた竜灯は、それまでの余った時間をどう過ごそうか、と行くあてもなく街をぶらついていた。見回りに行ってくるという名目でほっつき歩きながら、行き場を失った両腕を頭の後ろで組んで、駅へと差し掛かる。雄々しく黒煙を吐く鉄の塊、汽車はこの3年間で見飽きて今更凄いとも思わなくなってしまった。当たり前になりつつある光景にちらりと視線をやり、駅の構内を覗けば「汽車に乗ってどこぞ行ってしまおうか。」なんて思いつきがチラついた。とは言っても展望が思いつかないのでは無駄遣いと変わらない。はぁ、と溜息を吐いたところで、駅の目の前で地図を眺める背の高い人物に視線が向いた。)   (7/18 17:14:28)
シロー/竜灯 > 「⋯派手な髪やの。」((黒と赤が混じった髪、なんと言うのかは忘れたが、王国では時折見る洒落の一つ。食い入るように地図を眺めて、尊華は初めての観光客かな。と感じた。────面白そうぜよ。思い付いたら即行動。にぃ、とつまらそうな表情を楽しげな笑みに染めると、ずかずかと貴方の横へと近づいていき。その肩に肘置きの要領で腕を預けると、ニヒルな笑みのまま横から地図を覗き込んだ。)「──おんしゃあ、尊華は初めてかの?良ければ俺が案内したるぜ、尊華で俺の名を知らん奴は居らんくらいやからの!庭みたいなものぜよ。」   (7/18 17:14:30)


グレー/雷鏡 ◆ > いや、尊華には何度も何度も来てるから大体は頭の中に入ってるけどな。ただ、うまい料理屋が沢山ありすぎて、どこに行こうか迷いまくってるって言うのは事実かもな。(と、彼はそう話しかけてきた相手に返答する。そうして、相手に向き直る。)ま、ここであったのも何かの縁だからな。仕事仕事……(と、彼は名刺を取り出して相手に差し出す。)俺の名は雷鏡。ウェンディアで万事屋やってる者だ。(と。恐らく、その字を聞いてあなたは少しでも思いあたりはあるかもしれないし、逆に無いかもしれない。だが、彼にとってはそれは案外どうでもいいことでもあるのだ。)今な、俺はここか、ここか、ここのどこに行こうか迷ってるのさ……(と、地図を示しながらため息をつく。そして……)尊華は美味い飯屋が多すぎて決めきれねぇな…(と、呟いた。)   (7/18 17:23:52)


シロー/竜灯 > (ふんふん。あなたの言葉を聞いて竜灯は二回程頷いた。となれば、やっぱり俺が一押し、穴場の店を教えてやるしかないだろう。もう一度今度は納得したかのように深く頷いたならば、そっと肩に置いていた腕を離す。美味しい店を教えてやろうと今一度視線を地図に向け掛けた所で、突然あなたが何かを探す素振りを見せたものだから首を傾げる仕草を見せた。)「お、こりゃどうもぜよ。⋯⋯へぇー、万事屋のお。また王国に寄った時にお邪魔させて貰おうかの。俺は竜灯じゃ、これから伝説と呼ばれる男やき、おんしも覚えとうせ。」((〝よろしく〟と握手は省略して、相手の背中をぽん、と軽く叩いてから地図を指し示す貴方の指を視線で追い掛けた。顔を近づけて覗き込むと、自分をも地図に指を乗せる。)「ほうじゃの、俺はここの海鮮市場が好きぜよ。榮郷沖で獲れた魚がまっこと新鮮での、おんしにも分かりやすく言うと⋯海南都よりも美味いと俺は思うちょる。ここの刺身で酒を呑むか、ここの団子で茶を飲むか、ここらならこの二つに限るぜよ。」((指を途中でずらして、市場から知り合いの茶屋「里桜」を指し示し。うんうん、と満足気に呟いた。   (7/18 17:43:32)


グレー/雷鏡 ◆ > ほえー……そんなとこがあったんだな……後で兄貴に教えるか……(と、彼はそうつぶやく……なぜならば、彼はまだ20歳ではないからだ。よく言うでしょう?「お酒は20歳になってから!」みたいに。それを彼は忠実に守ってるというわけだ。)とりあえず今から行くことにしようかな…ここからどうすればその団子が食えるのか教えてくれ。(と、相手にそう言う。団子とお茶くらいならばいけると考えたのだろう。)お茶と団子ならばいけるからな!   (7/18 17:57:48)


シロー/竜灯 > 「おし来た!この道を真っ直ぐ進んで、左に曲がって、えーと、ほうじゃの。あとはちょちょいと行けば見つかるぜよ。里桜、と書いてあるきにの。」((あなたから一歩離れて、道の先を指差しながら順を説明して行く。途中明らかにめんどくさくなったのか大まかに場所を伝えると腕を組んで再度うんうん、と頷きを零し。そのままにあなたを横目で見遣ると、にやにやとした笑みを向けて肘先で軽く小突いた。)「あとは分かりやすい目印といえば......可愛い女の子が看板娘をしとるぜよ。さくらさんと言うての。〝竜さんの紹介で来た〟と言えば融通して貰えると思うきに、よろしく頼むちや。」((ぱちん、とウィンクを飛ばして合図した。お店を竜灯が紹介した、と伝えて欲しいのが魂胆なのだろう。見栄っ張りな竜灯らしい言葉であった。   (7/18 18:07:49)


グレー/雷鏡 ◆ > ほうほう……それっぽい店があればとりあえず中に入ればいいんだな?(と、彼は瞬間的に記憶する。最近の彼の興味の方向は尊華の料理にも向いている。だからそれに関する情報ならば瞬間的に記憶できるのだ。彼は自分の興味のあるものならばどこまでも記憶し、貪欲に知識を求めるのだ。そうすることで、彼は自然とこの大陸の地理や、神島の地理も覚えたのだろう。)ありがとう!それじゃ、行ってくるわ。(と、彼はあるきはじめる。時折彼は魔術を利用して電磁浮遊を行うことでその茶屋を見つけ出そうとするだろう。だが、それはまた今度に話そう……) タイトル:茶屋と伝説とうまい飯と。   (7/18 18:12:49)