この世界では、
”言葉”が魔力を持っていた。

シュヴァ&アレイス

杏/シュヴァ > 化け物と比喩される容姿をした背の高い男―シュヴァは、いつも着ている軍服は着ておらず、代わりに白く糊のきいたシャツにズボン、上質な靴をはいている。なぜこのような服装をしているかというと、これから美味しい物を食べに行くからだ。いつもへらへらと浮かべている笑みはにこにこと嬉しそうな笑みへと変わっていた。それでも、化け物だと比喩される容姿だという事に変わりはない。...ふと鉄道の中を赤黒い瞳で見渡してみれば赤色の服を着た何度か見たことのある顔をした男がいた。(名前、何だっけ...そもそも、聞いてたっけ)...そう考えながら、彼に声をかけた。「僕なんかに話しかけられて、しかもその内容が不快だろうけど...聞いてもいいかな?...君の名前、教えてもらえるかな?」少し首を傾げ、彼の前の空席にシュヴァは腰かけた。   (7/7 20:20:17)


グレー/アレイス ◆ > (一方この男はラフに赤いパーカーを着て、黒のズボンを履いて楽にしていた。近くには飲み物の水と何枚かの干し肉がある。列車の旅用に何枚か彼自身が作って持ってきたのだろう。)ん?話しかけられるくらい別に構わないが?(と、彼はそう答えた後に、相手の顔を見る…そして、少し考えた後に彼は干し肉を差し出し……)1枚どうだ?滋養がつくぞ?(と、相手にそう行ってみようか。)俺の名前はアレイス。ま、ただの騎士さ。でも、今は騎士としては休んで、ただの旅行客としているんだがな。何度か尊華には行ったことはあるが、改めて行きたいと思ってな。(と、彼は軽く説明を挟む。)   (7/7 21:00:34)


杏/シュヴァ > 差し出された肉を見て、シュヴァは少し首をかしげるが彼は自分の青白い顔を見ていたな。と納得すると、手をひらひらと振りいらないと示す。「顔色は、生まれつきだから」そう言いながら自己紹介した彼―アレイスの顔をもう一度見た。(あぁ、そうだ思い出した。一般兵の中に、確かにいた)...通りで何度か見かけた気がするわけだ。と納得すると、疑問が晴れたため明るめの表情になり、「そうだ、君、集団の中にいたね」と呟いた。シュヴァはどういう場面だったかは忘れたが、とにかく、集団の中で見たのだ。「そうなんだ。...僕は、尊華に美味しいお茶屋さんがあると聞いてね。美味しいものを、食べたくて」アレイスの説明を聞いてからそう説明をする、シュヴァは誰が見ても楽しそうだと、嬉しそうだと感じるほどには笑顔だった。   (7/7 21:10:03)


グレー/アレイス ◆ > まぁ、少なくともこの高身長じゃあ嫌でも目立つかもな……(と、頭をかきながら彼は立ち上がって伸びをする。彼もまた大男と呼ばれる部類に入っており、彼の弟もまた、彼に迫る勢いで近年成長したのだ。きっと、彼の両親のどちらか……はたまた両方が高身長だったのかもしれない。)お、そうなのか。……ま、俺には趣を感じることはなかなか少ないがな……むしろ、狩りをしてその肉をいただくみたいな事を毎日のように繰り返しているから、たまにはそういう体験もしてみたいかも……(と、彼は想像に浸る。……まずは自分に合う着物が果たして見つかるかどうかなのだが…)というか、お酒を飲める歳にはなったが……どうも今まで手が出なかったし、この際だからお酒をお土産に買って帰ろうかな…(と、彼は考え始める。)   (7/7 21:28:32)


杏/シュヴァ > 「そうだね、僕なんかと比べられるのは嫌かもしれないけれど、多分僕よりも高いから...」高身長の部類に入るシュヴァからみても彼は高い方なのだ。180はオーバーしているはずである。アレイスの狩り、肉という二つの単語にシュヴァの興味はそちらへと持っていかれそうになったが、流石にほぼ初対面の相手に根掘り葉掘り聞くのは、良しとせず、質問をセーブすることにした。もとよりシュヴァはあまり話しを積極的にする人ではないのだから。(肉もおいしいよね...)と心の中でつぶやいて、夕飯は肉を食べることに決定した。彼の趣というのを特段感じたことなどないがいちいち訂正をするのも野暮なので、彼の言葉にシュヴァは言葉を返した「...お酒かぁ...僕はお酒あまり飲まないけど...美味しいよ...」こくり、と頷きながらぴりぴりとした苦みが残る安酒はにがいと心の中で付け足した。   (7/7 22:19:03)


グレー/アレイス ◆ > まあまあ、そう自分を悲観しすぎるのもよくないと思うぞ?(と、彼にそういった後に、彼の頭の中にメモが残る。どうやら酒はうまいらしい。と。)でもまあ、なんでかは分からんが俺の弟も最近でかくなったんだ。3年で30cmも伸びるんだから俺も驚いたよ。(と、彼にそういった後、そばにある干し肉を1枚とって口の中に入れる。)んー……あいつの考えた干し肉の味付けの仕方最高だな……レシピ自体もすごく簡単だし……(と、呟いたあと……)そうそう、良かったら俺が案内してやろうか?尊華は戦争が続いてた時期でもちょくちょく遊びに行ってたし、大体は把握出来ているからな。……まあ、記憶力が異常なまでに良いからなんだがな…(と、最後は少しボソボソという。)   (7/7 22:26:53)


杏/シュヴァ > 彼の慰めの言葉にシュヴァは笑うと「あはは、ありがとう。でも、僕如きに君がそんな優しい言葉をかけなくてもいいと思うよ」と、彼の言葉を否定する。だから、友人といえるような人があまりいないのだ。アレイスには弟がいて、その弟は急成長したらしい。それに驚き、もとより四白眼な目を目いっぱいに見開く。「...すごいね」素直な言葉がぽろ、とこぼれおちた。あいつ、とは弟の事だろうか。とぼんやりと思いながら、ぱち、ぱちと瞬きをした。 「...え」彼からの提案に驚き、ついそう呆けた声を出してしまった。それからすぐ後に、「い、いいの?僕なんかと一緒にいて、つまらない思い出になってしまうかもしれないよ?」青白い肌をより青くさせ、怪訝な表情で、じぃっと、赤黒い瞳で彼を見つめた。どうやら、提案に驚きすぎて最後の言葉は聞き取れていないようだ。   (7/7 22:37:13)


グレー/アレイス ◆ > いやいや、そのくらい別に構わないさ。それに、一人旅というのも暇だからな。(と、彼は相手にそう返す…そして、)そうそう、あまり誰かが慰めのために話したことをすぐに否定しない方がいいぞ?その方が多分話も続けやすいからな。それに、ある程度素直でいることで会話が続けやすい場合もある。だから、素直になるべき時は素直になるといいぞ?(と、相手にそう助言を加えてみようか。)   (7/7 22:44:21)


杏/シュヴァ > 「そ、そう...なら、お願いしても、いいかな...?」うろうろと視線を彷徨わせた後、彼へたずねる。その後、彼から言われた言葉に本気で心配されていることこそ伝わるが、シュヴァはなぜそこまで心配...いや、お節介だろうか。どちらにせよどうしてそこまで気にかけるのかがわからず、困惑してしまった。「えっと、僕なんかを心配、してくれるのは嬉しいけど...どうして、心配してくれるのかな...?」つい、疑問が零れ落ちてしまい、首を傾げ、訊ねた。 シュヴァの頭の中は、ハテナマーク[疑問]が渋滞を起こしていた。   (7/7 22:52:43)


グレー/アレイス ◆ > ああ。任せろ。こう見えて旅人だった時にこの大陸はもちろん、神島にもよく遊びに言ってたから、知り尽くしていると言ってもあながち間違いでは無いぞ?(と、相手にそう行ってみよう。と言っても、彼の脳の容量は……体質的にリミッターが生まれつき解除されているのだ。だから脳の容量の許す限り……あらゆる事柄を記憶する。まるでコンピュータのように。)まぁ、心配する理由ねぇ……特にねえかな。強いて言うならば……「仲間だから 」。だな。(と、相手にそう言う。)仲間にも楽しい人生を過ごして欲しいからな。それもあるかもしれないな。   (7/7 22:57:07)


杏/シュヴァ > アイレスの言葉に、シュヴァは驚きの表情を浮かべる。「すごいね...!」わぁ、とありきたりな感想しか出てこない自分を恨みたい気分にシュヴァは陥った。彼は、先程のシュヴァの質問にたった一言、単純そうな言葉で答えた。「...そっか」その一言は、シュヴァにとって馴染みのない一言だった。(君がなぜ僕に気にかけてくれるのか。―仲間だから。...まさか、そう言われるとは、思ってもみなかったなぁ...)口の中で自分だけに言って、どこか呆れたように、されど嬉しさ隠せずといった様子で「いつか君は、騙されそうだね」と、言いながらけらりと笑った。   (7/7 23:05:21)


グレー/アレイス ◆ > ま、一応オーラから仲間かそう出ないかの区別はつくから大丈夫だ!(と、彼はそう答えたあと、尊華の地図を開ける。)んじゃ、軽く計画でも立てていこうぜ。そうすると回りやすくなるからな。(そして、2人は綿密に(殆どはアレイスからの提案だったが)観光ルートを話し合った…そうしている間にも列車は尊華に辿り着いた。……その日の観光は楽しかったそうだ。(アレイス談))   (7/7 23:20:24)