この世界では、
”言葉”が魔力を持っていた。

セリヤーナ&リューグナー

2つの影は門を開くか

フルディア/セリヤーナ > 「ボクが人を探してるって?…どゆこと?っていうかそれ誰さ?」(訝しみつつ自分の目的ついでにホーリアの砦に立ち寄ってみる。砦の状況を見て、今後どうするか考えたかったのだ。立ち寄っていた幾人かのヨズアの民と挨拶を交わすとさっそく例の噂について情報があった。探してもいない探し人はいつも砦から見えるあの大きな木の近辺で見かけると。)「わかった、ありがとう。行ってみるよ。」(テント他大きな荷物は砦に置いておやつと飲み水だけリュックに背負って。"で、結局誰なんだ?"という疑問は抱えたまま森を歩いた。)「やー…立派な木だねぇ…昔からここに在るんだろうな…さて、ここでその誰かさんを待ってみようか。」(うろに足をかけて木に登る。横に伸びる大きな枝に腰かけてビスケットをつまむ。よく晴れた昼下がり、木漏れ日が森にはっきりとコントラストをかけて。)   (10/28 22:15:29)


ゑゐりあん/リューグナー > …酷く不用心ですねぇ。噂の流れているいかにも怪しげな場所で、のんきにおやつですか?(すると、彼女の背後から声がする。…というよりも後方。つまりは、木を挟んだ彼女の反対側。そこから、男の声がした。呆れたような、驚いたようなそんな声。そんな声でセリヤーナに声を掛ける男。しかし、つい先ほどまでそんな男は“影”も形もなかった。突然に現れたのだ。しかし、男は元々そこにいたかのような口調で言葉を紡ぐ)あなたですか?私を探している…という人は。…まぁ、あくまで噂ですが、そう言う噂を聞きましたもので。…いかがでしょう?(と顔を合わせぬままに尋ねる男)   (10/28 23:19:21)


フルディア/セリヤーナ > 「キミは誰?その噂はボクも知ってるけど…ボクが探してるのがキミかどうか、ボクは知らないんだよね。キミはどう思う?自分がボクの探し人かそうでないか。」(ビスケットのひとかけを口に放り込むと、枝から飛び降りる。振り返ると果たしてそこにいたのは人のようで人でない何か絶妙な違和感を纏った男だった。)「キミ背が高いんだねぇ。目線が揃うのは久しぶりな気がするよ。ところでキミはどうしてこんな森に?都のほうが似合いそうな風体だけど。」   (10/28 23:39:56)


ゑゐりあん/リューグナー > 私ですか?…あなたに教える義務はないのですがねぇ。というより、あなたの素性を教えて欲しいものですねぇ。あなたは何者ですか?見たところ、ヨズア人のようですが、シュクロズアリ旅団なのでしょうか?(枝から降りてきた女性に対して質問を返すリューグナー。ここで素性を下手にばらせば命が危険である。無論、影の多いこの場所で殺される危険は少ないだろうが、あまり自分の手札を見せることは気が引ける。だからこそ、まずは相手の素性を尋ねねば。もし、これでシュクロズアリ旅団のメンバーであれば、今後の為に”活用”させてもらおう)   (10/28 23:49:20)


フルディア/セリヤーナ > 「ふふっ、ならボクも答える義理はないね?まぁでも旅団を知ってるならこの紋様も知ってるだろう?」(自分のローブの裾を指差して。あえて明示的には答えない。ずいぶんと警戒心の強い男のようだから、肚の探り合いに乗ってみることにしよう。)「それにしても旅団に興味があるなんて変わってるねぇ。キミとしてはボクが旅団のメンバーであってほしいのかほしくないのか、どっちかな?」(口から流れ出るままに任せながら状況を推理する。警戒心の強い人間が、理由もわからず自分を探しているらしい人間の前にわざわざ姿を見せるだろうか。とすれば、何かあっても切り抜ける手段を持っているか、彼はボクに興味があるか、あるいはその両方か。うん、少しジャブをいれてみようか。)「ねぇ、キミはどうしてボクを探してたの?」   (10/29 00:07:52)


ゑゐりあん/リューグナー > …えぇ…まぁ。知っていますねぇ(彼女が見せてくれた模様を見て確信した。あぁ、こいつはシュクロズアリ旅団だったのか。ならば、“活用”を始めようか)…そうですねぇ。私は、旅団の方に用がありましてねぇ。少々頼みたいことがあるのですよ(そう言ってリューグナーは少し離れた場所にある森を指さす。そこは砦からもよく見えず、密談をするには格好の場所である。それに、森は影の宝庫だ。何があっても、制圧できるだろう)…どうです?興味があるのなら、ちょっと私とお付き合いしませんか?(そう言って一人先に森のほうへと歩き出すリューグナー。これで付いてこなければ、癪ではあるがあのクソじじぃでも活用するだけである)   (10/29 00:17:48)


フルディア/セリヤーナ > 「ふーん…頼み事、ね…」(もう隠そうともしないか。噂を流したのも彼自身なのだろうな。さてこの誘いにのるかそるか…”旅団”が必要なのだとしたら、ある程度の目的の一致があるかもしれない。…よし、のった。)「人に聞かれたくない話、ってことかな?面白い話を期待してるよ。」(先に歩き出した男を追って、数メートル後ろから歩調を早めることなくついていく。深い森だ。砦を視認することは困難だ。とはいえ自分も旅団の端くれ。自分の身は自分で守るもの。こいつが牙を剥いたとて、もとより砦に応援を頼む気はないし、知った森に不安はない。大陸に衝撃を落とすには、こういう得体の知れなさも必要かもしれないな、などと漠然と考えていた。)   (10/29 00:46:23)


ゑゐりあん/リューグナー > (先に森へ行ったリューグナーは森に入っておそらく森の中枢であろう場所で立ち止まる。そして振り返り、影の触手を作り出し、それを椅子に化して座る。同じように彼女の分の椅子も作り出し座る様に促す)私の頼みたいこと…。まぁ、単刀直入に言わせていただきますと、“同盟”です(笑顔を崩すことなく、しかしはっきりとリューグナーはそう言い放った。同盟。つまりは、イモータルとシュクロズアリ旅団。ひいては、ヨズアの民との間で協力関係を築こうと言っているのだ。人々を襲う異形の化け物イモータルが、襲う対象である人間と手を組む。その言葉の意外性が、彼女にもわかるはずもあるまい。…が、驚くと同時に、もしかしたら彼女は納得するかもしれない)…まぁ、その理由ですが…。あなたもお分かりではないでしょうか?尊華帝國とウェンディア王国の同盟…。その話を、知らないわけはないでしょう?(まるで相手を試すかのような口ぶりで言葉を紡ぐリューグナー。これを知らなければ、目の前の女の価値が下がるが…。果たして)   (11/3 14:52:14)


フルディア/セリヤーナ > 「同盟…ね。ボクとキミの2人でかい?」(椅子は遠慮するよ、と軽く会釈をして木に寄りかかって腕を組む。) (詠唱も無し、暗触文字の仕掛けも無さそうだ…となるとこの影の椅子は魔術じゃないんだろうな。うん、確信した。彼はイモータルか…)「王国と帝国の?うん知っているよ。スーリの街に王国の旗が見えたからね。キミは内容まで知ってるの?まあ…だいたい想像はつくけどさ。」(つまり彼はこの2大国に敵対しようというつもりか。はてこれは彼の個人的な野望なのかあるいはイモータルを統治しようという野心なのか…いやそれよりも問題は、彼が"どこまで"やる気かなのかということだ。そして旅団を利用しようという腹づもりなのは間違いない…)   (11/4 22:47:58)
フルディア/セリヤーナ > 「じゃあまずボクから二、三言っておきたいことがある。」(左手の人差し指を立てて。)「旅団は基本的に個人主義だ。仮にボクと同盟を結んだとして、旅団の支援を受けられるとは思わないことだね。それから、王国と帝国の同盟の内容がなんであれ、もっと言えば同盟があろうとなかろうと、ボクの目的は変わらない。だから大国の同盟はボクにとってキミと手を組む理由にはならない。…最後に、"聖地"は渡せない。」(落ち着いて、だがはっきりと主張する。これを理解してもらえないと、手を組んだところで後で瓦解するに決まってる。)   (11/4 22:48:18)
フルディア/セリヤーナ > 「これらを踏まえて、ここからが本題、手を組むにあたってボクからの条件だ。」(指を立てていた手は、掌を上に開いて。)「キミが王国や帝国の内部情報を隠密に知ることができるのなら、その情報を全てボクに伝えて欲しい。一匹狼のボクにはパイプが無いし、少なくとも帝国軍には警戒されてるだろうからね。それと、キミの最終目的を教えてもらおうか。この2つを呑んではじめて交渉のスタートラインと思ってくれ。あぁそうそう、ボクの目的はもう伝えたよ。さすがに、フェアじゃ無いからね。」(長いこと一人で喋りとおし、いくつも条件を並べたてて、ようやく相手にボールを投げる。イモータルが人と手を結ぼうとは…何が返ってくるか、楽しみだ。)   (11/4 22:48:39)


ゑゐりあん/リューグナー > 流石にご存じでしたか。まぁ、あそこまで派手に動けば流石に耳に入るというものですかねぇ(同盟に関しての情報は知っているようだ。まぁ、流石にこの情報を知らないようでは話にならない。ちなみに、どこまで内容を知っているのか?という質問はスルーだ。答える義務はないし、まだそのカードを切るべき時ではない)…ほぅ?なんでしょうか?何なりとお申し付けください(では交渉を。そう思った矢先、先に彼女の方から言いたいことがあるようであった。そうして述べられた内容は、まぁ簡単に言えば旅団の支援は受けられるとは保証しない。そして手に入れた情報は全て教えること、であった)えぇ。了解しました。了解しましたとも。あなた方と私たちは平等。対等な立場ですからねぇ。あなたに嘘をつくことはないと…”神”に誓いましょう(にっこり。彼は悪びれる様子もなくはっきりとそう言った。どこまでが嘘で、どこまでが本当なのか。それを理解できるのは、彼ですら不可能だろう)では、まずは私があなた方と同盟を結ぶ目的をお教えしましょう(そう言うとリューグナーは足を組みなおし、触手に座り直した)   (11/9 00:01:47)
ゑゐりあん/リューグナー > まず、私がどうして王国と帝國の同盟を快く思っていないかと申しますと、まぁ理由は簡単。私たちイモータルという種族の存続の問題です。我々イモータルは、確かに人間たちを襲う者も多くいます。…が、私たちのように襲わず、むしろ隠れ住むものがいることもまた事実。人間に対抗する力を持たないイモータルも、この世には存在するのです(身振り手振りを交えながらリューグナーは言葉を紡いでゆく。嘘か真か。その境界線を誰も知ることなく、彼の話は紡がれてゆく)しかし、ただ攻撃性を持つ者が同族というだけで、力なきものが淘汰されてゆく…。その現状が、私は許せないのですよ。平時は人は一人一人違うと言っておきながら、己に害をなす者がいれば力なきその同族すらも手にかける。…私は、そういう”エゴ”が大嫌いでねぇ   (11/9 00:16:38)
ゑゐりあん/リューグナー > (静かに言うリューグナー。その口調には、確かに怒りが含まれていた)…ですから、私はイモータルだけの国を作ろうと思っているのです。本当ならば、王国と帝國、それぞれとも交渉し許諾を得るつもりだったのですが…。彼らが同盟するという事は、我々イモータル。そしてヨズアの民たちを屠る為に本格的に動き出すという証です。そうなれば、きっと彼らは聞く耳を持ちませんよ。特に我々イモータルは、人間とは違う異形の存在ですからねぇ。あなた方とは違い、根も葉も残らず消されることでしょう。…ですから、私は王国と帝國に立ち向かうことに決めたのです。…ですが、流石に我々だけでは不安ですからねぇ。王国と帝國の同盟を阻止したいであろうあなた方ヨズアの民に協力を仰いだ…というわけですねぇ   (11/9 00:16:41)
ゑゐりあん/リューグナー > …まぁ、それだけではありません。この同盟はあなた方にとって不利益なものになるであろう証拠がございます(そうして笑顔のままじっとセリヤーナを見つめるリューグナー)おそらく…今回の同盟に置いて優位に立つのは尊華帝國です。それを言える理由ですが…。まぁ簡単に言えば、実際に聞いたのですよ(そう言うと、リューグナーは立ち上がり、近くにあった木の陰の上に立つ。すると、彼の体が影の中に沈んでゆき、姿が影に完全に消えた次の瞬間、彼はセリヤーナの隣にいた)こんな風に、私は影に潜航する力を持っていましてねぇ。この能力で、帝國軍の幹部が揃う会議を盗み聞きしてましてねぇ。で、そこで盗み聞きした結果なのですが、そもそもこの同盟の案を言い出したのは、帝國軍、火津彌中将です。彼が発案して始まった出来事なのですよ(にやりと彼女の顔を覗き込みながら言うリューグナー。それを嘘か真かと受け取るかは彼女次第である)   (11/9 00:26:56)
ゑゐりあん/リューグナー > それで、彼はこんなことを言っておりました。「イモータル研究という名目でヨズア人を飼いならそう」「鳳頼と鳳頼に巣食うヨズア人共を尊華帝国の所有物とし、愚民政策を行おう」…とねぇ。つまり、帝國はあなた方ヨズアの民たちを飼いならすつもりなのですよ。娯楽を与え、学を奪い、己らの眷属にする…。まぁ、その案自体は却下されましたが、知略謀略に優れた火津彌少将のことです。きっと似たようなことをするでしょうねぇ(すると、リューグナーはわざとらしくこんなことを言い出す)そう言えば、確か旅団内には学校を作ろうとするお方がいましたよねぇ。もし、ヨズア人から学を奪う愚民政策が施行されれば…それほど悲しいことはありません(そう言ってリューグナーは彼女から離れて笑顔を浮かべる)如何でしょう?有益な情報と…なり得ましたでしょうか?   (11/9 00:35:43)


フルディア/セリヤーナ > (こちらは嘘をつくな、とまでは要求していないんだけどな。と内心思いながら彼の話を最後まで聞き届ける。顔を覗き込まれたときには思いっきり睨みつけたが。)「ブラボー。君は演説がうまいね。なかなか引き込まれたよ。」(乾いた拍手を幾度か。)「君の目的についても理解した。ボクの言ったことを尊重してもらえる限りは、ボクがキミの目的に干渉することは無いと約束しよう。」(腕を組んだまま、笑顔で答える。)「それにしても不死の化け物イモータルが"種の存続"を気にするなんて世知辛い世の中だねぇ…。まぁ、人間はイモータルを同族とは思ってないと思うけど。エゴも何もあったもんじゃないよ。大国の前じゃボクらは等しく自然淘汰の土俵際さ。」(手を顔の前でひらひらと振りながら。)   (11/13 09:54:13)
フルディア/セリヤーナ > 「なかなか便利な異能をお持ちのようだね。そしてキミが持ってきた情報はいやはや感情揺さぶられるものだったよ。」(彼が語った内容の真偽を判断する材料はないが、ライラに直接会ったわけではないだろうし、情報収集ができるという点は少なくとも間違いない。) 「はっきり言おう、いまキミから聞いた情報で有益なものは無い。言ったろ、旅団は個人主義だって。その話は"学校を作ろうとするお方"に直接聞かせてやったらどうだい?ボクには何の関係もない。…旅団をなめるなよ。」(自分が征くのは鬼の道。人の道は彼女が歩く。それには彼女が憤ってくれるだろう。)   (11/13 09:54:34)
フルディア/セリヤーナ > 「それから…ボクに言わせれば、同盟を阻止するのは無理だよ。会談の席に殴り込みでもしない限りはね。でもそんなことをすれば向こうに団結する口実を与えるだけになる。」(肩をすくめてみせてから話を続ける。) 「とはいえ和平交渉がなんの障害もなくスムーズに終わることなんてないよ。それができるなら戦争なんてしないだろ?…これはキミの情報収集の腕を見込んでの交渉だ。ボクが欲しいのは、あの場でどちらが何を交渉のテーブルに乗せ、相手がどのような反応をしたか、だよ。」(値踏みするように視線を投げる。できるだけ情報を引き出したい。)「それについて有益な情報をくれるなら、手を組むことを前提にボクの考えを教えるし、今後の立ち回りの相談をしよう。」   (11/13 09:55:13)


ゑゐりあん/リューグナー > …それはどうも(乾いた拍手を受け、帽子を浮かせて礼を述べるリューグナー。彼は、今ので全てを察した。あぁ、こいつは釣れなかったな。“使えなかった”な…と。おそらく、情報は彼女にとって響くものではなかったようだ。その証拠に、まったくと言っていいほど反応がない。ヨズアの民であるはずなのに、ヨズアの民が大国に淘汰されようとしている事実を前にしても慌てる様子がない。個人主義とは言っていたが、まさかここまでだったとは…。リューグナーはここで彼女に見限りを付けた。これ以上の情報を持ち出すのは得策ではないし、ここから協力させるように仕込むまでの時間が惜しい。そう考え、リューグナーは思考を切り替えた。そう思った矢先、彼女からは大まか予想通りの話が来た。やはり、響いてはいなかったようだ)…いやはや、今のが有益な情報にはなり得ませんでしたか。これはこれは…失礼を   (11/15 17:30:43)
ゑゐりあん/リューグナー > (確かに、味方にするには弱いカードではあったが、それでも“関係ない”と言い切れるか。そこに興味を引かれるが、まぁいい。今のところは交渉終了…と言ったところだろう。あのいけ好かない老人を話題に出してもいいだろうが、きっと彼女には響かないだろうし、それにあのカードを出すのはまだ早いだろう)   (11/15 17:31:00)
ゑゐりあん/リューグナー > …なるほど(相手が何の交渉をテーブルに乗せ、どんな反応を示したか。素晴らしい考えだ。彼女も彼女で心得はあるようである。…が、やはりそれを調べるのは難しい話ではあるだろう。自分のような能力でもない限りは、おそらくはほぼ不可能である。つまり彼女はこちらを利用するつもりのようだ。面白い)…わかりました。幸いにも、私は今から会談に潜り込むつもりでしたのでねぇ。そこで何か有益な情報を手に入れたら、またお伝えしましょう(結果、リューグナーは乗ることにした。しかし、彼女は交渉だ、とは言ったが彼女はこちらを利用するつもりだろうし、なにより個人主義の旅団員相手にそこまでの価値は見いだせない。確かに、彼女が発端となって旅団が動けばいいが、彼女にそこまでのネットワークがあるかどうかすら怪しくなってきた。しかし、それでも乗った。やはり、これから旅団を味方につけるのであれば”旅団員に恩を売った”という手柄が一つあるだけでも信頼度は変わるだろう。そう言う魂胆があるのだ)   (11/15 17:31:03)
ゑゐりあん/リューグナー > そう言うわけです。これにて今日の交渉はいったんお開き…という事でして。ただ、私の能力も万能ではありませんからねぇ。もしかしたら忍び込めないかもしれない…という点にご注意ください。では(そう言ってリューグナーは影に潜ってどこかへと消えた。そして、そこは最初からセリヤーナただ一人しかいなかったかのような静けさになった。あったのは、ただの“影”であった)   (11/15 17:44:48)


フルディア/セリヤーナ > 「そう?じゃあ期待して待ってるよ。」(腕組みをしたままうんうんとうなずいて笑顔をみせる。)「あぁ、そうそう、ボクはこの後王都に向かうから、情報が有るにせよ無いにせよ交渉の続きをしたければ王都郊外の近辺で探してくれないかな。そうだな…スーリから会談の一団が戻ってきた次の日まで待つよ。それまでに音沙汰なければこの話は無かったことに…ということで良いかな?」(ライラをだしに揺さぶりをかけてきた時と比べると、反応は随分トーンダウンしたように感じられた。ちょっと見返りを要求しすぎただろうか。あるいは危機感を煽ってもなかなか乗ってこないから興味を持ってもらえなかったか。それは致し方ないが…とはいえ無為に手放すには惜しい情報と戦力だ。)「そうだな…情報をもらうにも何か見返りが必要だよね。」(ふむ、と顎に手をやって言葉を続ける。)「ボクに協力してくれるなら、アガンよりも刺激的なことを見せてあげよう。…ボクから今言えるのはこのくらい。また会えるのを楽しみにしてるよ。」(この交渉が成るにせよ成らないにせよ、状況が動く予感に緊張感と高揚を覚える。彼が影に溶け、幾分か影の深くなった森を渡る風が身体を冷やしていく。)   (11/17 08:54:27)
フルディア/セリヤーナ > 〆【2つの影は門を開くか】   (11/17 08:54:53)