この世界では、
”言葉”が魔力を持っていた。

雷鏡&ヴァンジャンス

グレー/雷鏡 ◆ > ぐぅ……ぐぅ……(と、彼、雷鏡は自分の店でぐぅぐぅと眠っていた。というのも、最近は少し寝不足気味のため、勝手ながらも今日は休日にして休んでいたのだ。表の看板も準備中としていた……)   (10/28 18:14:55)


大和守/ヴァンジャンス > 「んー…………どうするかな……」(──まさか、今日が休日だとは思っていなかったようで。聖フィニクス騎士団の千騎長、ヴァンジャンスはつい先日婚約を結んだ。結婚、となれば住居も同じになるだろう。その前に準備やらをしなくては……と、色々とお世話になっていた万事屋へ足を運んだ、のだが。先述の通り、店は開いておらず。一体どうしようかと、ヴァンジャンスは店の前で頭を悩ませていたのだった。)   (10/28 18:22:35)


グレー/雷鏡 ◆ > ……すぅ……(と、表の看板の左下に小さく書いてある。「もし要件があるならば、そのドアの近くにある鍋を何かで叩いて音を出せ。」と。どうやら、彼はこれをお客さんが来たという事を確かめるための方法としているようだ。恐らく少し不機嫌になるかもしれないが、急用ならば仕方がないと彼は受け入れてくれるだろう。なぜなら、休んでいる人間を叩き起すのは余程のことがないと大抵の人は遠慮するからだ。)   (10/28 18:26:05)


大和守/ヴァンジャンス > 「うーん…………ん? 用件……鍋…………これか」(……暫く、『準備中』と記載された看板との睨めっこ。──その結果、看板の左下に文字が書かれている事にヴァンジャンスは気が付いた。屈み、書かれた内容をじっくりと読んだ後。その内容を確かめるかのように呟きつつも立ち上がり、辺りを見回す。目的のものは確かに扉の近くにあった鍋を見つめる。……これを叩けば良いのだろうか。本当にこんな事で大丈夫なのだろうかと不安を抱きつつも、ヴァンジャンスは地面に落ちていた小石を拾う。そして、鍋を数度叩きやや耳障りな音を奏でたのだった。)   (10/28 18:33:38)


グレー/雷鏡 ◆ > ……ん?(と、彼の目カッ!と見開き、その音の正体を考える。言うまでもない。表の鍋、つまり、お客さんだ。そうとなればと、彼は素早く立ち上がり、そしてその扉を開ける……)はいはーい。急用ですねー?って、千騎長か。どうした?(と、相手を見てそう声をかけた後に、相手が懐かしい相手であることを悟る)   (10/28 18:36:27)


大和守/ヴァンジャンス > 「……あ、ええとだな。今度、新しい住居に住まう事になった、のだが。……その、準備をしたいのだが必要なものとかがよく分からなくてな……教えてほしくて、此処に来たんだ、」(──相変わらず、口下手なのはどれだけ経とうと変わっていないらしい。扉が開き、目に入るのは懐かしい顔。やや言葉に詰まりつつも、そう説明を始めて。こんな経験、二度もない。準備をしなければいけないのは分かっているが、何を揃えたらいいのかが一向に分からず、そうして万事屋の店主でもある彼を頼りに来たのだった。)   (10/28 18:47:48)