この世界では、
”言葉”が魔力を持っていた。

鬼華

歌に始まり、

大和守/鬼華 > (──私にとって、歌とは大切なモノで、愛しいモノで。生き甲斐でもあった程、私にとって重要なモノで。けれども、私の命の糸を切り落とした刃もまた。)「──それもまた、歌だった。……ふふっ、皮肉ですね。まぁ、これくらいしか覚えていないのですが。まぁ、良いでしょう」(じくりと滲む、戦への渇望。あれは怠惰な私でも長く飽きが来ないモノの一つだ。けれど、今は御天道様が私を照らしている。今は、出来ない。戦を望もうとも、戦を歌う気分にはどうにもなれないのだ。──さ、月が来たるまで待ちましょう。華に心を踊らせて、喜びを見て楽しみましょう。それこそが、今の私の生き甲斐。そして、この場に存在する理由なのだから。)「ああ、でも」(出来る事なら、この空虚も埋めたい。この感覚は少し気持ちが悪くて仕方がないのだ。でも、これを埋めるモノが私を望んでいるとは限らない。歌だって、相手の気分によっては聞きたくもないと拒絶される時もあるのだから。)   (10/8 17:47:10)
大和守/鬼華 > 「……それでも、そうだとしても、」(私はそれを見つけたい。拒絶されるのならば、歌で魅了してしまえば良い。歌を嫌だと言われる前に、そうすれば良いだけの話。それだけが私の取り柄、出来る事なのだから。……さぁ、方針は決まった。楽しみましょう、全てを。吟いましょう、栄光を。さぁ、) 「 ──さぁ、詩を吟いましょう 」 〆   (10/8 17:47:33)
大和守/鬼華 > 【歌に始まり、】   (10/8 17:47:55)