この世界では、
”言葉”が魔力を持っていた。

ゼペタル&ビナ

エロヒム・エッサイム

マリア/ゼペタル > (……草木も、虫も、火山も、少女も眠る丑三つ時。ゼペタルはつい最近誘拐した少女を置いて、のそりと起き出した。低い洞窟の塒を出て、サンダルが夜露に濡れた草を踏みしめる。しんと静まり帰った夜。光のないモノクロームの世界に、眉をきゅっと顰めた。)「……行くか。」(草原を抜け、火山灰の降り積もる麓のほうへと降りてゆく。俺にはやるべき事が山ほどあるのだ。『我望む。雨を、嵐を、戦禍を……』空と地面が混ざり合う灰色の世界の中、ぽつんと見えた人影に足を止めた。夜の空気は耳に痛いほど静まり返り、息を吸えばそれすらも響き渡る。)「……貴様、帝国人か、それとも王国人か。……答えなければ殺す、俺はシュクロズアリ旅団、黄昏のゼペタルだ。この名に聞き覚えがあるようならば、抵抗はしない方が懸命だな。」(ローブのポケットに手を突っ込み、指先で折りたたみの小刀に触れながらそう声をかけた。)   (9/27 17:12:42)


木場田/ビナ. > (──────それでは、瞼を開けましょうか。 これより為される再開が、この先の未来にどのような影響を与えるのかは………………神、のみぞ、見通せる事で─────)「……………ついたよ。」『メェエェ。』(火を噴き、恵みを与える大いなる護りの山。総てを隔てるスザンのなんと立派な事か。仰げば、蒼穹の空へと、止まることを知らぬように聳える山は、正に守山という『名』に相応しく、見通そうとも思えない偉大さは、神の威を思わせる嵩高さ。その普遍的で、超越的な有様に、ビナは幾度となく畏敬の念を覚えてきたのである。立ち竦み、自然のたじからに圧倒されながらも、ガフの一声でビナは頷いて歩みを進めることにする。灰色の世界。灰は冷たくない雪みたいで、音を吸うのか、地響きのような、地面の振動以外は、死んだように静寂に包まれていた。そんな中、ビナの歩みを止める声が、耳朶を打ち、ビナは止まった。)   (9/27 17:26:12)
木場田/ビナ. > 『め、めぇえ…………っ』「この声……………  ──────ガフ?」(嫌な予感がする。声のする方を、向くか。男性の声だった。そして、嫌に耳に覚えがある言葉でもあった。そして、その予感は、予期せぬ出来事に昇華する事に──────) 「え。」 (今) (ビナの中で) (【嵐】が起きた。) 「……………………」 『めぇえ!』「────!」(ガフの言葉無き一声でビナは我に帰る。酷く脅えた様子のガフに、ビナは自然と警戒する。そして、その字に、目を思わず見開いた。)「ゼペ…………タル……………?」『ふしゅぅーーっ』 「え………………」「な、なぜ。」 (なぜ、その字が、嵐の魔術師の字が。今、あの男性の影は名乗ったのだ………?)「………………………知っています。あなたの事を、よく。」 (唾を飲む音) 「──────私は、ヨズアの民。ビナ。『薬草売り』の、旅人の……………ビナです。」   (9/27 17:26:51)


マリア/ゼペタル > (近づくと、その影の顔かたち、肌色が明らかになってくる。はっとして目を見開いた。帝国人ではない。王国人…可能性はある、だが、間違いなく『ヨズア系の』だ。そして何より、ゼペタルに言葉を失わせたのはそのヨズア人風の女の、思いがけない返答だった。)「〝よく〟?知っている……?」(めぇ、と音のしたほうへ目線を下げる。灰をかぶっていて気づかなかったが、この女は家畜か何を連れているのか。その羊をぎろりと睨みつけるように一瞥すると、もう一度女へ開いた瞳孔を向ける。印象的な緑の、慧眼そうな瞳だ。)「何処かで会ったか……?ヨズア人、か?……ヨズア人ならば、とりあえず殺さないでおいてやる。おい、女。貴様は俺について、どこまで知っているのだ。」(めぇめぇと煩い家畜には目もくれずに、瞬きの少ない瞳で女を捉え続ける。歯向かうことも、逃げることも、許さない。)   (9/27 17:41:35)


木場田/ビナ. > 「………………。」(イモータル。その可能性しかない。記憶の錯誤。そして最盛期の姿に巻き戻ったかのような容姿。父母から、彼の話はよく聞いている。その好戦的な魔術師の、一人の男の事を。誰よりも研鑽をつみ、魔術の神髄を目指した、男の話を。)「………………………。ガフ、大丈夫よ。」「ここは、わたしに任せて。」(獣のような双眸に睨まれ、逃げ出そうと訴える羊の顔を優しく撫で、そう言葉で諭せば、それを信じたのか、震えはあるものの、ガフは逃げ出す事をやめたようだった。)「──────聞きたいのですか?」(教えろと命令する男に、ビナは警告するかの様に、含みを持たせた言葉を使って、あなたに待ったをかける。)   (9/27 17:52:01)


マリア/ゼペタル > (含みのある、重たい響き。しんと響く意思のある声と、真っ直ぐな眼差し。どこかで会ったか、それとも自分の武功だけが1人歩きをしているのか。会っていたとすればどこで……と、思い出そうと、何度も試みるが、そもそも女と接する機会も少なかった為似たような顔の旅団絡みの女がちらつくばかりで、初めに思い出してしまったせいなのかそれが離れなかった。いいや、あやつは……ローザンは、ヨズア人ではなかったし、歳も随分と離れているはずだ。似ても似つかぬではないか。……よほど、女に縁がない生前だったのだろうな、と鼻息を漏らし、目の前の女へもう一度返事をする。)「何度も同じことを言わせるな。……殺されたいのか。」   (9/27 18:11:09)


木場田/ビナ. > 「『言葉の探求者』。」(その単語を、平然とビナは口にできた。できようものか。その単語は、あなたの記憶が正しければ、『エフタ』という男、『ローザン』という女性の悲願である単語であり、その二人が呼ばれていたもう一つの名である事。)「ローザン、エフタ、この二人が、旅団に所属していた筈です。わたしは、その二人の、たった一人の娘です。」(これは) (そんなカミングアウト)   (9/27 18:22:44)


マリア/ゼペタル > 「……言葉の探求者?……ローザン、エフタ……?………はっ……ははっ!」(点と点が戦で繋がるような快感に、ゼペタルは片手で額を抑えて嗤声を洩らした。)「そういう事か……!」(口を歪めて笑っているが、顔皮には汗が滲んでいた。あの二人の〝子供〟だと?あの二人が、魔術を教えぬはずがない。この女も魔術師に違いない……。だが、旅団員なのだ、敵ではない。大丈夫なはずだ。……なのに、〝子供〟という言葉を聞いた瞬間にこめかみに走った痛みは、まだ鈍く残り続けていて、それが一体何故なのか、ゼペタルにも測りかねていた。)「だからお前は俺の事を知っているという訳か。……俺について、あの二人から何を聞いた?」(貴様、という言い方からほんの少しだけ語気を和らげた。この女は旅団員、ならば仲間だろうから……と、そう決めつけて。)   (9/27 18:36:04)


木場田/ビナ. > 「………………………あなたの、半生。」(目を伏せ、そっと告げる。あなたの言葉を待たぬうちに、そして目を見開いて、そのペリドットの叡智を含めた光を宿す目は、あなただけを映す。)「そして、あなたの最期を、わたしは知っている。」「聞いたのではなく、わたしが知っている事なの。」(ビナは、一語一語、確実に言葉を紡いだ。魔術師は言葉を紡ぐ生き物。言葉に生き、言葉に密接にかかわる生き様故に、ビナの言葉に嘘偽りは無いことがわかるかもしれないね。────正し、 あんたが、『実力のない魔術師でない限り』の話さ。)   (9/27 19:58:56)


マリア/ゼペタル > (深い沈黙と張り詰めた空気が二人……いや、二人と一匹だろうか。その一帯を包み込み、風すらも止んでいた。女の言葉に宿る強い魔力を、経験則だろうか。ゼペタルは感じ取りながら、こくりと唾を嚥下する。)「……知っている事……?」(最期の瞬間がフラッシュバックする。その日もこんな風に、火山灰が降っていた。帝国の武将……そう、咲夜だ。奴にとどめをさされ、両腕を切り取られて、そして息絶えた。たった一人で戦い、誰にも看取られぬまま、一人で死んだ……そのはずだ。『知っている』というのは、一体どういう事だ。)「……俺は……俺は一人で死んだはずだ。知っているとはどういう意味だ。……見たのか?あの場に、お前も居たというのか?」   (9/27 20:22:47)


木場田/ビナ. > 「…………………」『めぇえ…………』「…………そうだね。」(ビナは一息ついた。)「どころで、ゼペタルさん。」「私は………………」「『すべてをみとおすめ』という魔術を持っている。」(その言葉の意味は、きっとあなた以外に大した衝撃は与えないかもしれない。しかし、あなたに取って、ゼペタルにとって、その言葉の意味は真に強い魔力を持ち、【嵐】を引き起こす衝撃を与えるだろう)   (9/27 20:53:17)


マリア/ゼペタル > (女の言葉は一つ一つが重く……重すぎるあまりに、寡黙ですらあった。ゼペタルにはその沈黙を読み取る事が出来ない。端から眼中にない羊が小さく声を漏らすが、ただ『言葉』のみを必死に追いかけて、片手でぐいと羊を押しのけて女の近くにより近寄る。鼻先が触れ合う程に詰め寄って、見下ろすように血走った目をかち合わせた。)「……全てを、見透す目……?」(どく、どく、と心臓が早鐘を打つ。エフタやローザンがビナに託そうとしたものは何であったのか。二人ともっと話していれば、それを知る事ができていたのだろうか。――解らないなりに導き出した答えは、『自分の異能と同じものを持っている』という推察だった。遠くを、あるいは過去や未来を視る事が出来る千里眼。そういった魔術師がいてもおかしくない。)   (9/27 21:09:21)
マリア/ゼペタル > 「……くそっ…」(教えてくれ、俺は、俺は何者なんだ。……苦悶を表す可能に頭を抱え、両手の指で顔を覆う。そのまま、ゼペタルの指が自分自身の目の中へ入り込み、柔らかい眼球を抉った。)「ぐ、う、ううぁあ…っ…!!!」「……お、おまえ、を、」「みせろ」(厭な音がして、頬に血が伝う。眼球の中の粘膜がぐちゃぐちゃと蠢き、歪な黒目が、新たに出来上がった。)   (9/27 21:09:26)


木場田/ビナ. > 『め、めぇええっ!』(ガフが悲鳴のような鳴き声を上げでて、ビナの前に、守るように立ち塞がる。灰煙の奥に見える、目玉の怪物に、ビナは物怖じせず、残酷な程にしっかりと『見つめる』のだ。イモータルの変幻によって、吹き荒れる大気にビナの、灰に染まった前髪が持ち上がるだろうか。)「………………わがみは かみがみにこう ちいさきこら」「わがみは すべてをみとおすめ の かいがんしゃ」「『揺籠の微睡ㅤㅤ嬰児の安楽ㅤㅤㅤ  孺子の逡巡ㅤㅤ壮者の猛りㅤㅤㅤ  老輩の達観ㅤㅤ人間の断片ㅤㅤ  夕陽の玉響ㅤㅤ揺らめいて  主は洞観すㅤㅤㅤ ———ダー・ニト・ロロイ』」 「『 シ ュ ク ロ ズ ア っ っ ! 』」 (詠唱は叡智の現れ。) (言葉は魔力の流れ。) (流れるように紡がれた言の葉は、確かな効果を見せ、ビナの額の瞳は、光を放射して開眼にいたる。)   (9/27 21:32:06)
木場田/ビナ. >  「わたしの総てを見通す目は、『人の思考を見通す』。 わたしの神への供物は、『その人の、その時の全てをわたしが観測し、知りたいと言う、願い』。あなたのその立派な目は、何を映すのか。」「今度はお前が教える番だ、」   (9/27 21:32:41)


マリア/ゼペタル > (『…………………………シュクロズア?』)(ゼペタルはその異能によって、女がそれを話すよりも前にその未来を見た。だから、魔術を放つのを止められなかった。止めたくなかったのだ。――”シュクロズアリ旅団”という名は何度も聞いた。俺は、シュクロズアリ旅団の長老、黄昏のゼペタルだと。ヨズアを救う者達、ああ、そういう意味だろう?――だが、女の言葉に宿る強い”魔力”が、違う意味を持たせ、ゼペタルの心に強い魔術をかけた。女自身の魔術より、もっともっと深く、轍を刻む。額に入れられた刺青が光り、こちらを捉えて離さなかった。『捉えられた』のは、逃げられないのは、こちらだったのか。頭が酷く痛む。思考を封じられているかのようだ。先程から脳裏にちらつく男の姿は一体。)   (9/27 21:49:01)
マリア/ゼペタル > 「……俺は………。」(異形の目がぎょろぎょろと動き回り、もはや羊もあなたも捉えることはできずに蠢き続けた。)「……古き神の怒り、その雷槌を顕現せしめよっ…!我望む、我望む、我望む。……地獄の門へ通ず惨禍を、我望む……ダー・ニト・ロロイ……」「ウルヴモズア。」(低い声で辿々しく唱えられた詠唱。そこに)(もはや信仰は無かった。)   (9/27 21:49:05)


木場田/ビナ. > (地獄の亡者がゲヘナの門を叩くかのような、おぞましい声だった。喉を震わせ、言葉を紡ぐ理由も見つけられぬままの、このかつてのヨズアの道標は、魔術師として、あってはならぬ事を、よりにもよってあなたがしてしまう。【神の存在を信じるものがいなくなる(=神の存在と神の名が結ばれない)ことで神の力が失われる。】)「なんて、弱い………、魔術。」(感情は魔力を左右しない。人為によって魔術を左右できる方法は、呪文のみである。冷静さを失った瞬間、その魔術は綻びてゆくだろう。これは魔術師に伝わる伝承である。あなたは、この通り、綻び、虫食い穴だらけの、もはや信仰とも呼べぬ言葉に魔力は宿らず、虚しく残響として残るのみだった。なんて、憐れな様なんだ。なんて、醜悪な様だと言うのだ。目は見開けども、その目は先しか見ない。目の前の、今の事を、本能的に見ないようにしている。ビナという今目の前に立つものから目を背けるその有様が、最も醜く憐れと言う以外の言葉がない。)   (9/28 08:28:54)
木場田/ビナ. > 「今ッッ」「わたしの事すら通せずにッッ」「なにが全てを見通す目か…………………ッッ!!!」(ガフを押し退け、目の前に立ち塞がり、言葉を放つ。あなたの、否定の言葉を。)「あなたはわたしたちヨズアの憧れだった!」「あなたは、確かにシュクロズアだった………………ッッ」「私達を導く方舟で……………虹の架け橋だった。」「わかっているの………………ッッ」「命の水だって、降臨戦だって、わたしは見ていないし、見えないものは見通せない。」(額の光は、灰色の中、鮮烈に輝く。まるで、スピカのように。) 「ただし、人々に刻まれた想い、願い、信仰、感情、人智をわたしは見通している。世界の記憶を、わたしはどこまでも観てきた。」 「あなたの最期まで、わたしは知っている。あなたを、見透してきたことを……………ッッッッッッッ!!!!!」    (9/28 08:29:15)
木場田/ビナ. > (目を潰した者に、今を見る視覚はない……………………。だが、心の暗闇に脅える、あなたの、自分を見失う程の不安を独りでいるのは、あんまり過ぎるから……………。ビナは、あなたに触れた。醜悪で、おぞましい怪物。イモータルに。) 「──────────────────────だが……………………………………………」 「今のわたしは………………………」 「【あなた自身を観測する事ができている】。」 「沈黙にも、魔法があるんだ。魔力は、目に、宿る。」 「視線、瞬き、見開き、細め、それだけで、時に、寡黙な目は、口よりも多くの言葉を扱える。」 『めぇえ。』 「……………………………ゼペタル様………………。どうか、わたしの事を、見てくださいませんか。」「ゼペタル様─────────わたしは、 ここです 。」 「わたしは、ここにいます。」   (9/28 08:29:33)


マリア/ゼペタル > (女の言葉を、ゼペタルは縋り付くように聞き入った。後退りをしながらぎょろぎょろと異形の目を逸らしながらも、女の〝第三の目〟に捉えられ、魔術をかけられて、その言葉をひとつ残らず聞き逃す事はできなかった。──『おぬしを、見透す?』【貴様を、見透す】『シュクロズア』【ヨズアを救う者。そういう意味だ。】『儂はヨズアを救えなかった。』【無念な死だった。】『降臨?』【降臨?】『誰がだ?』【神か?】『降臨とは』【降臨とは何だ。】『ヨズアの神々はまだ居る。そう言った、誰かが居たような。』【誰ともなく言っていた。古代ヨズアの神々を信じるものは皆そう言っていた。】『儂の最期は』【俺の最期は。】)(ゼペタルはその異形をぎゅるりと動かし、黒目を顔の内側へ回転させた。血走った白目だけが表に現れ、そしてゼペタルは……過去を見透した。)   (9/28 10:03:55)
マリア/ゼペタル > (──────『あ…ああ、【我が弟子よ】……すまない……。もっと【教えて】やればよかった。…もっと…【戦わせて】やればよかった。』砂嵐のような火山灰が、かつての自分とその目の前に居る誰かの顔を覆い隠す。あの時、スザンは噴火していたのか。『……ほんとうは、【火山灰が邪魔で、何も見えないではないか。】など……ほしく、なかった。……だが、【この男は、俺の弟子だったのか。】で居ることでしか、い、……られなかった。……俺も、【俺は、何を言っているんだ。】知らない……から……。』──俺は息も絶え絶えに言葉を紡ぎ、ゆっくりと目を閉じてゆく。これが俺の最期なのか。『もっと見【もう見たくない】)(その瞬間、女──いや、ビナと言ったか。ビナの手が俺に触れる。そっと触れ、「見ろ」とそう言った。)「……あ、あ、あ、……」(エフタとローザンの娘は、ビナと言う字なのか。ビナ、それは……)   (9/28 10:04:09)
マリア/ゼペタル > 「…………俺に、それ以上、触れるなァア゛アアアッ………!!!!」(怒号が響き渡り、ゼペタルはビナの髪に掴みかかる。何がヨズア人だ、解ったような口を聞いて、俺を理解したつもりでいるのか。殺してやる、殺してやる──)(魔術を左右するのは、唯呪文の力のみである。【ダー・ニト・ロロイ・ウルヴモズア】魔術は呼べずとも、ゼペタルの〝祈り〟は確かに、聞き届けられたようだった。魔術師としてではなく、ひとつの神罰として。【地獄の門へ通ず惨禍を、我望む。】ゲヘナの谷が大口をあげて、カタストロフへといま誘う。)〆【エロヒム・エッサイム】   (9/28 10:04:19)